20年前の経営者射殺・死体遺棄 横浜地検、暴力団元幹部の男を起訴

横浜地検

 2001年11月に飲食店経営の男性=当時(52)=を射殺し、遺体を遺棄したなどとして、横浜地検は22日、殺人や銃刀法違反(拳銃加重所持)、死体遺棄の罪で住所不定、指定暴力団極東会系元幹部の無職の男(58)を起訴した。認否を明らかにしていない。

 起訴状などによると、被告は共犯の男5人と共謀して、2001年11月22日未明、城山町(現相模原市緑区)の路上で、男性を拳銃で2発撃って殺害し、遺体を同市内の畑に埋めて遺棄した、とされる。

 被告は事件後、フィリピンに逃亡したが、同国当局に拘束され、神奈川県警が今月2日に殺人などの疑いで逮捕した。

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