流川で雑居ビル立ち入り調査 広島

大阪・北新地で25人が死亡したビル火災を受けて、広島市の繁華街でも同じような構造の雑居ビルの立ち入り調査が始まりました。

古武家朋哉記者「午前10時です。消防局の職員らがビルに入っていきます。これから避難経路がきちんと確保されているかなど緊急点検が行われます」

国からの要請をうけ、広島市消防局は飲食店などが入ったビルが数多く集まる中区の流川地区で立ち入り調査を実施しました。

中消防署の職員は、避難の妨げになるものが階段や通路に置かれていないかなど確認しました。

今回の調査では、火災があった大阪のビルと同じように階段が1カ所しかなく、3階以上に飲食店や診療所などが入っている建物が対象となっています。

広島市消防局が管轄する地域では791棟にのぼり、市消防局は「年度内には終えたい」としています。

© 広島ホームテレビ