DZOFilm、ズームレンズ「Catta Zoom 35-80mm T2.9 / 70-135mm T2.9」発売

DZOFilmのズームシリーズ第三弾「Catta Zoom 35-80mm T2.9」と「Catta Zoom 70-135mm T2.9」が、12月24日から国内発売開始になる。 価格は以下の通り。

両レンズともEマウントを採用。RF/L/Z/Xマウントなど追加マウントも用意されている。 2022年にはブラックメタル版のPL/EFマウントを発売予定。

主な特長

35mm-80mm T2.9は重量1.53kg、70mm-135mm T2.9も1.6kg未満と小型軽量を実現。

マニュアルフォーカスの範囲は270°となっており、操作もスムーズにできる。 優れたなアーティキュレーションを実現するために、広角と望遠の緻密な組み合わせで差をゼロにしたとしている。

シェル部分にポリカーボネートとガラス繊維を使用。 堅牢性を維持しながら軽量なレンズを開発できたという。 正確なパーフォーカルデザインにより、ライブショーや映画制作、車両撮影、ドキュメンタリーなどに最適だとしている。

16枚のブレードとT2.9～T22の絞り範囲により、 丸みを帯びた滑らかなボケを実現し、画像を自然に移行できるという。 被写体から至近距離で撮影できるため、ディテールや特徴を明確に撮影できるとしている。

「Natural」、「Original」、「Real」という設計思想から、リアルなシーンを記録し、ポストプロダクションでのカラーミキシングを容易にするために、小型ながら優れた色の再現性を発揮するという。 77mm径の着脱式フロントフィルターに、リアフィルターにもプラグイン式を採用。 リアのND/UV/ストリーク/ミストフィルターを交換できるため撮影の自由度が増すという。

同社製シネレンズの特長として切れ目が少ない事が挙げられるが、同レンズはラッキングフォーカス時のオペレーションがわからないほど、優れたブレスコントロールを発揮するとしている。