沖縄コロナ25人 2カ月ぶり20人超す、2日で倍増 米軍は27人(12月23日午後)

 沖縄県は23日、新型コロナウイルスに新たに25人が感染していると明らかにした。累計で5万424人。先週の木曜日は6人だった。新規感染者数が20人を超えたのは10月20日以来。県内のコロナ感染者は、今月21日に1カ月半ぶりに2桁になったばかり。わずか2日後に2倍以上に急増したことになる。 
 一方、在沖米軍では新たに27人がコロナ感染したと発表した。200人規模のクラスターがあるとされるキャンプ・ハンセン(金武町)は9人。米軍の累計患者は3135人となった。
 松野博一官房長官は23日午前の会見で、ハンセンで新型コロナウイルスのクラスターの感染者が227人確認されていると明らかにしていた。
 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況
 
 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は2.36(前日2.22)で全国3位。1位は群馬県の7.61だった。全国平均は0.95(前日0.91)。
 自宅療養中は5人(前日5人)。入院調整中21人(前日3人)。入院中は34人(前日25人)と前日から9人増えた。そのうち中等症は9人、重症者は0人だった。
(いずれも速報値)
【関連ニュース】
▼一時は「世界最悪」レベルに...沖縄コロナこの1年
▼米軍、本国からの出国時に検査せず オミクロン株、シュワブでも
【写真】ノーマスク米兵が街へ 知事要請後も「問題ない」
▼基地でオミクロン拡大か 知事が米軍外出禁止を要請
▼ワクチン接種者は行動制限緩く 基地内の移動は自由
▼オミクロン株、感染拡大防ぐには?医師に聞く 
▼それでもマスクなし「禁止されてない」…オミクロン感染発表の夜、街を歩く米兵
▼米軍100人規模感染、部隊の入れ替えと連動
▼【深掘り】米軍が「抜け穴」オミクロン株 経路解明にも及び腰
▼「成田で陽性、沖縄入り」なぜ米兵すりぬけた

© 株式会社琉球新報社