子育て世帯を支援しようと、松田町は来年4月1日から通院・入院にかかる小児医療費について自己負担分の全額助成対象の上限を15歳から18歳までに拡充する。県内では大井町に続き、2例目。
松田町は現在、0歳から中学校3年生修了まで子ども約千人の通院・入院費について全額負担している。町は助成対象を「満18歳に達した日以後の最初の3月31日まで」に広げる条例改正案を12月の町議会定例会に提出し、9日に可決した。
新たに16歳から18歳までの約200人が対象となり、町は350万円程度の事業費の増額を見込んでいる。助成対象の所得制限については2010年度に撤廃している。