母国取材し動画で紹介 那須塩原市の就業体験 姉妹都市出身のハートルさん

画面越しに修了証書を手に乗せてもらうハートルさん(左)

 【那須塩原】市の姉妹都市オーストリア・リンツ市出身で、同国のウィーン大日本学科4年フロレンティン・ハートルさん(23)がこのほど、オンラインを活用した市でのインターンシップ(就業体験)として同国を紹介する2本の動画を制作した。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。ハートルさんは「オーストリアと那須塩原の交流の歴史が分かり、観光にも役立つ動画を作った。ぜひ見てほしい」と呼び掛けている。

 日本を紹介するテレビのドキュメンタリー番組やアニメをきっかけに、日本に興味を持ったハートルさん。15歳の時、独学で日本語を学び始めた。両市の姉妹都市関係を知ってから「那須塩原の人に自分の国を紹介し、文化に興味をもってもらいたい」と考えるようになり、市にインターンシップの受け入れを申し込んだ。

街並みを撮影するハートルさん(那須塩原市提供)
オンラインで市にインターン中のハートルさん(那須塩原市提供)

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