グラフィック社は、 書籍『バラの物語 いにしえから続く花の女王の運命』を、 2022年1月に発売。世界中の人々をとりこにするバラ。 その完璧な美しさには、 歴史的な意義や文化への影響、 知られざる生態が。 そんな バラの起源を追って3500万年前まで遡り、 貴重な図版140点以上と共に、 秘められた役割と魅力を解き明かす。 その美しさ、 豊かな香り、 多彩な色。 可憐、 ミステリアス、 孤高と様々な姿を見せてくれるバラは、 まさに花の女王の名にふさわしい存在。 有名な絵画や宗教画に描かれたり、 多くの映画や物語に登場したり。 気づかないうちに、 私たちの意識にはバラが潜んでいるのかもしれない。 なぜバラは魅力的で重要なのか。 そんな謎に応えてくれる貴重なバラ事典。 断片的に伝わっていたバラにまつわる事柄が、 本書によってつながり、 より世界中のバラの歴史と文化の奥深さに触れられるはず。
目次
バラに寄せて／はじめに：バラの物語／第1章：科としてのバラ／第2章：いにしえのバラの物語／第3章：ギリシャのバラの物語／第4章：バラに魅入られたローマ人／第5章：宗教とバラ（西暦4-1500年）／第6章：世俗のバラ（1350-1650年）／第7章：立ち止まってバラの香りを嗅いでみよう（1650-1789年）／第8章：ロマンティックローズ（1790-1850年）／第9章：近代・現代分化の中のバラ（1851年以降）／エピローグ：バラ色のガラスを通して／あとがきに代えて：バラに歌を…
