【ハイエース車中泊】ファミリーキャンパーさんにおすすめしたい理由を徹底解説!車中泊を楽しむアイテム&自作カスタマイズもご紹介

こんにちは、車中泊やファミリーキャンプ、ソロキャンプを一年中楽しんでいるずぼらままです。2021年、ハイエースに乗り換えて車中泊がより充実しました!今回は、ハイエースバンが車中泊キャンピングカーに向いていると感じた理由や、車中泊を楽しむアイテム、ハイエースの自作カスタマイズをご紹介します。これを読んだら、ハイエースが欲しくなっちゃうかも!?

ハイエースバンが車中泊用キャンピングカーに向いている5つの理由

筆者撮影

まずは、ハイエースバンが車中泊キャンピングカーに向いている理由をまとめます。

実際にハイエースオーナーである筆者が、その人気の理由を5つ挙げてみました。

理由1)広くて使いやすい荷室はもう一つの収納部屋になる

筆者撮影

広くて使いやすい荷室は、ハイエースの大きな特徴の一つ。

ついつい増えてしまいがちなキャンプ道具も、ハイエースバンならたっぷり積み込むことができます。子どもがいると荷物も増えるので、なおさら収納スペースが多いことがメリットになりますよね。

また、キャンプサイトもあれこれとオシャレにこだわりたい人は、ギアも増えやすいのではないでしょうか。

そんなキャンパーさんにとって、ハイエースバンの広くて大きな荷室は、とっても便利に感じるはずです。

理由2)ベッドキットを取り付けたら立派なベッドルームに変身

筆者撮影

そのまま荷室に寝ることもできますが、広い荷室を車中泊用に有効活用するなら、ベッドキットの取り付けがおすすめ!

筆者が使っているベッドキットは、車両購入時に取り付けられていたCARVIN社製のものでした。

ベッドの下にも荷物を収納しておけるので、とっても便利です。

理由3)リヤシートを折りたたんだらフラットなスペースがもっと増える

筆者撮影2列目のシートを倒すと180cm以上の背の高い人も窮屈感がなく眠れる

ベッドキットを取り付けた状態で、リヤシートの背もたれを折りたたむと、オールフラットに。

オールフラットにすると全長約230cmになるので、身長が高くて「車中泊が窮屈になりそうで心配……」という人でも、これなら寝ることが可能です。

理由4)たくさん積んでもパワー不足を感じない安心の排気量

筆者撮影

キャンプ道具をたくさん積んだ状態の坂道でも、パワフルに走れるエンジン

4WDだとさらに安定性と安心感が増します。高速道路の走行も安定していますよ。

[ 画像が省略されました ]

筆者のハイエースバンは総排気量2.7Lガソリンエンジンの4WD。雨のあとの多少ぬかるんだ道でもスタックする心配がありません。4WDなら雪道も安心です。

筆者がよく運転するのですが、ミニバンと違ってフロント部分が飛び出ていないので、思っていた以上にとっても運転しやすいです!

理由5)万が一の故障でも安心できる国内メーカー

筆者撮影

初代ハイエースが1967年に発売されて以来、世界約150カ国で累計624万台以上販売されているトヨタのロングセラーモデルです(日本国内の現行ハイエースは2004年発売開始)。

部品の供給も、カスタマイズパーツの流通もかなり多く、万が一故障しても世界のトヨタという安心感が違います。

[ 画像が省略されました ]

商用車として流通している数でわかるとおり、ハイエースに対する信頼は高く、日本国内だけでなく国外でも長く愛されている車なんですね。

番外編)たくさん積み込めるから、キャンプにさまざまな「遊びのオプション」が追加できちゃう

筆者撮影

車載部分に余裕ができれば、キャンプに「プラスアルファ」できるような遊び道具も積載できますよね!

筆者は今年、SUPをはじめました。ハイエースならキャンプ道具もSUPボードも積み込めるので、キャンプに遊びのオプションを余裕でプラスできるのも、大きなメリットだと思います。

ハイエース車中泊をもっと楽しむ!筆者のおすすめアイテム LEDランタンやポータブル電源など

筆者撮影

車中泊をより楽しむためには、小道具も必要。ということで、筆者が実際に車中泊でどんなアイテムを使っているのか、おすすめのものをいくつかご紹介します。

バルミューダ・ザ・ランタン

筆者撮影

充電式のLEDランタン。暖色から白色まで色も明るさも無段階調整ができます。雰囲気に合わせて使いこなせる逸品。

LEDなので、車中泊でも安心して使えます。

車中泊といえども、やっぱり灯りの雰囲気は大事にしたいところ。その点、バルミューダのランタンは見た目がおしゃれなので、車中泊の気分を盛り上げてくれますよ。

ノーボックス ミニグローブライト

筆者撮影

手のひらで握れる大きさなのに、40lmの明るさ(Hiパワー時)の小型ライト。

充電式&マグネット式なので車の出入り口にペタッと貼り付けておくと、暗くなってからも足元がしっかり見えて安心です。

筆者撮影

小さい子どもに持たせてもかわいいのでおすすめ。

ペンドルトン タオルブランケット

筆者撮影

何枚あっても便利な厚手のタオル生地ブランケット。一年中使えます。

ポータブル電源 パワーアーク3

筆者撮影

電気毛布やスマホの充電など、車中泊だけでなく普段のキャンプでも大活躍!

バッテリーを取り外しできるので、予備を用意しておくと連泊でも安心です。

筆者の車中泊用ハイエースカスタムをご紹介! 穴を開けずにできる自作カーテンの事例など

筆者撮影

車中泊用の車を所有すると、やりたくなるのが「カスタマイズ」。

筆者は「穴を開けないカスタマイズ」をモットーとしています。

そのため、誰でも簡単に真似がしやすいはず!学生時代、家庭科が苦手だった筆者ですが、そんな筆者でもできた自作カスタマイズなど、ゆるく楽しむハイエースのカスタマイズ事例をご紹介します。

ハイエースカスタム1:自作の目隠しカーテンで快適性UP

筆者撮影

目隠し用にパネルではなくカーテンを採用した筆者。

「ハイエースに穴を開けずにカスタマイズする」ことをモットーとしているので、カーテンも市販のものではなく自作しました。

慣れないミシンを使い、ひたすら直線縫い。出来上がりが、こちらのInstagramの投稿です。

ハイエースカスタム2:インテリアパネルを張り替え

筆者撮影

筆者のハイエースは200系2型。現行モデルの中では古めのタイプなので、販売されているインテリアパネルの種類もあまり多くありません(新しいタイプのものはウッド系のパネルも充実しています)。

気に入ったものがないなら自分で作ってしまおう!

そんなわけで、前オーナーがつけていたままのインテリアパネルを一旦取り外し、その上から自分で木目調マットタイプのウォールシートを貼り付けました。

よーく見るととっても雑ですが、素人が頑張った限界がこちらです。

ハイエースカスタム3:シートカバーは車外品でおしゃれなものに自分で付け替え

筆者撮影

シートカバーはハイエース購入時に別のものに付け替えてもらうつもりでした。

しかし、昨今のハイエース人気により、納品まで4ヶ月ほどかかるとのこと……。

それはちょっと待っていられない……!

そんなわけで納車を優先し、シートカバーは自分でネット注文して取り付けました。コーデュロイとレザーの組み合わせが、とっても気に入っています。

[ 画像が省略されました ]

シートカバーの取り替えは意外と力が必要な場面もあり、女性一人でやるにはしんどいです。

ぜひ男性のお力を借りてやってください。あと、夏にやるものではないですね。暑い!

そして、ハイエース車中泊を快適にするべく、まだまだゆるーくDIY続けていきます!

ハイエース車中泊の疑問にお答え!場所や防寒対策など

車中泊に興味がある人によく聞かれる2つの疑問に、お答えします!

どういう場所で車中泊してるの?

筆者撮影

筆者の場合、キャンプ場で車中泊をしています。

タープを張ってリビングをつくり、寝る場所は車の中……という非常にライトな車中泊というスタイルです。

テントが車に変わっただけのゆるい車中泊ですが、例えば区画サイトの場合は、テントがない分ゆったり広く使うことができるというメリットも生まれました。

▼こちらのハピキャン記事もチェック!

冬は寒くない?防寒対策は何をしてる?

筆者撮影

11月のとある日は、電源サイトだったので電源コードを車内に引き込み、セラミックファンヒーターと、持参したポータブル電源を使って電気毛布で暖を取りました。

シュラフは、ナンガ「オーロラライト600DX」を使用(ダウンフィルパワー760、快適使用温度-4度・下限温度-11度)。

ちょっとオーバースペック気味ではありましたが、そのおかげで窓からの冷気を気にすることなく、ぐっすり安眠することができました。

もしも真冬に車中泊をする場合は、車には断熱材が入っていないので、自分で断熱材を入れるか、窓や足元からの冷気を遮断するための工夫が必要になりそうです……というのも、筆者もまだ真冬の車中泊に挑戦していないので、どこまで大丈夫なのか正直未知数。

他の車中泊キャンパーさんの記事もご参考にしてみてください。

▼こちらもチェック!

車中泊をやってみて感じたメリットと気になったこと

実際に車中泊をやっていくうちに感じたメリット気になったことを、正直にお伝えしたいと思います。

気になったこと:夜間のドアの開閉音

筆者撮影バックドア、スライドドア両側に取り付けているメッシュカーテン

夏の間はドアにメッシュカーテンを取り付けて、ドア自体は開けたままにしていたので、開閉音で気を使うことはありませんでした。

しかし寒い季節になり、ドアを閉めて寝る場合、夜間のドアの開閉音が気になります。

イージークローザードア機能(力を入れず優しく閉めても半ドアにならない機能)が働くように、静かに開閉しているとはいえ、すごく気を使います。その点は、覚悟しておいた方が良いでしょう。

車中泊をする3つのメリット

ハイエース車中泊を始めてから感じたメリットを、3つにまとめました。

1)テントがない分、サイトを広く使える

サイトをゆったり広く使えるので、多少狭い場所でもゆったりとキャンプを楽しめるようになりました。

テントで寝なくても、タープの下で食事をしたり、焚き火をしたり、いつものキャンプとほぼ何も変わりはありません(キャンプ場で車中泊をしているため)。

2)テントがない分、車内の荷物が減った!

テントがないと、荷物の量がだいぶ減った感覚があります。

筆者が使っているテントは20kg近いものが多いのですが、それがなくなることで荷室がグッと広くなり、スペースを有効に使えるようになりました。

3)長距離移動を伴うキャンプが可能になった

例えば、長野のキャンプ場から四国まで移動したり、途中のSAで寝泊まりしたりと、長距離移動を伴うキャンプが可能になり、新しい土地を知る楽しみが増えました。

おかげで「キャンプが旅に」なることを実感しました。

ハイエース車中泊、おすすめです!自作カスタムでより快適に!

筆者撮影

車中泊をするなら、広くて使いやすい荷室を備えたハイエースバンはかなりおすすめ。

車中泊をしない場合でも、広い荷室はいろんな道具を積み込めるので、キャンプと一緒にカヤックやSUP、マウンテンバイクを積み込んでアクティビティを充実させたりということも可能です。

車中泊だけに囚われない使い方ができるのが、ハイエースのいいところ。

ぜひ皆さんも車中泊キャンピングカーに最適なハイエースを、チェックしてみてくださいね!

© ハピキャン