沖縄33人コロナ、70日ぶり30人台 急速に感染拡大(12月24日午後)

 沖縄県は24日、新型コロナウイルスに新たに33人が感染していると明らかにした。累計で5万457人。新規感染者数が30人を超えたのは10月15日以来。県内のコロナ感染者は40日以上1桁で推移してきたが、今週に入って21日に11人、前日の23日に25人と、急速に拡大している。33人のうち24人が名護市や本部町などのある北部保健所管内。
 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況
 一方、在沖米軍では新たに18人(前日27人)がコロナ感染したと発表した。200人規模のクラスターがあるとされるキャンプ・ハンセン(金武町)は8人。米軍の累計患者は3153人となった。 
 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は3.64(前日2.36)で全国2位。1位は群馬県の7.61だった。全国平均は1.02(前日0.95)。
 自宅療養中は13人(前日5人)。入院調整中18人(前日21人)。入院中は42人(前日34人、前々日25人)と急増している。そのうち中等症は21人で、前日の9人から倍増した。重症者は0人だった。
(いずれも速報値)
 
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