根津甚八の命日に『さらば愛しき大地』のリバイバル上映&追悼トークイベント開催、渋川清彦と柳町光男監督が登壇!

柳町光男監督の初期青春映画3作品『十九歳の地図』『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』『さらば愛しき大地』のリバイバル上映が、12月30日(金)まで新宿K's cinemaにて行なわれている。 12月29日(金)19時30分の回は、『さらば愛しき大地』の最終上映回。奇しくもこの日は主演俳優・根津甚八が亡くなってから5年目の命日ということで、日本を代表する素晴らしい俳優だった根津を偲び、追悼のトークイベントを開催することになった。 『さらば愛しき大地』は、柳町監督自身の原風景となる故郷を描き、1982年キネマ旬報ベストテン2位、第6回日本アカデミー賞優秀監督賞、優秀主演男優賞、優秀助演女優賞、第25回ブルーリボン賞助演女優賞、第37回毎日映画コンクール撮影賞、ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品など、国内外で絶賛され、大きなインパクトを与えた。 根津甚八は、本作の主人公で情に厚く狂気をはらんだトラック運転手・山沢幸雄を演じている。開発の波に乗り、大枚を手に入れた人々が生きる故郷の狂騒の中で、転がるような人生を送る幸雄を演じきった。また、本作でキネマ旬報主演男優賞にも輝いた。 今回は、俳優として第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞『偶然と想像』に出演、映画・舞台と様々な作品で活躍し、その佇まいは時に近寄りやすい雰囲気を出しながら時に近寄りがたいアウトロー的な存在にもなり、独特な空気感が魅力の渋川清彦、本作の柳町光男監督を迎え、俳優と監督から見た根津甚八像を語り、オマージュを捧げてもらう。

『さらば愛しき大地』根津甚八 命日追悼上映トークイベント

【日時】2021年12月29日(金)19時30分の回上映後

【会場】新宿K's cinema

【登壇者】渋川清彦(予定)、柳町光男監督

※イベントは急遽変更の場合もあります。 ※プログラム詳細はこちらをご覧ください。

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