風間俊介、佐々木希が「カムカムエヴリバディ」大阪編のキーマンとして出演決定

風間俊介と佐々木希が、NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8:00ほか)に出演することが分かった。

上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が主演を務める同作は、“朝ドラ”史上初となる3人のヒロインが登場し、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描くファミリーストーリー。ラジオで英語を聴き続けることで、それぞれの夢への扉を開いていく3人の姿から「小さな一歩一歩を積み重ねることが、思ってもいない人生を切り開き、明るく照らしていく」というメッセージが込められた、波瀾(はらん)万丈なハートフルコメディーだ。

12月23日から深津が扮(ふん)する2代目ヒロイン・るいの大阪編がスタート。岡山を出て、大阪で暮らし始めたるいは、個性豊かな温かい人々と出会いながら成長。風間、佐々木は、大阪編の展開に大きな影響を与える登場人物を演じる。

風間が演じるのは、弁護士の卵・片桐春彦。るいが働いているクリーニング店に時々来る客だ。ある出来事をきっかけにるいとの距離が縮まっていく。

風間は「僕にとって、連続テレビ小説は自分を育ててくれた恩師であり、再び出演させていただくのは、母校に帰るような思いです。作品は変われど、温かな現場の空気感はそのままで、優しさに包まれながら幸せに撮影することができました。2代目ヒロイン・るい編、皆さんの心に深く残る物語の一部になれたらと思っています」と、2012年の「純と愛」以来の朝ドラ出演に感慨深げ。

そして、佐々木は、芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々役を務める。「笹川プロダクション」主催の関西ジャズコンテストで、トミー(早乙女太一)とジョー(オダギリジョー)のトランペットに興味を持つ。

「幼い頃から当たり前のように見ていた“朝ドラ”に、自分が出演できることになり大変光栄です」と喜びを伝える佐々木は、「私が演じる笹川奈々は、社長令嬢という役どころで、仕事を全うしようとするプロ意識の高い、一本筋の通った女性です。勘違いされやすく鼻につくタイプに見えるかもしれませんが、その心の奥には優しさが隠れており、すてきな女性だなと思いました」と役柄に愛情を感じている。続けて「私が出演させていただく大阪編は、とても人間味のある物語になっているので、ぜひご覧いただきたいです」とアピールしている。

制作統括の堀之内礼二郎氏は「岡山を出たるいは、大都会・大阪で自分の居場所を探していきます。就職に失敗したものの、温かいクリーニング店の夫婦に迎えられ、新たな生活を始めたるい。初めは心の扉を閉ざしているものの、さまざまな出会いが彼女を成長させ、少しずつ変化を見せていきます」と今後の展開について触れ、「今回発表させていただいた風間俊介さん演じる片桐春彦、そして佐々木希さん演じる笹川奈々も、るいの人生に大きな影響を与える人物です。どんな関係が描かれていくのか、どうかお楽しみに」と話している。

© 株式会社東京ニュース通信社