〖高速道路荒天予測情報〗東北=東北道・秋田道で通行止め可能性 広域迂回呼びかけも(25日19:00現在)

日本付近の上空には強い寒気が流れ込むため、28日頃にかけて強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側を中心に、28日頃にかけて大雪となるほか、太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも大雪となるおそれがあります。積雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、なだれ、電線や樹木への着雪に注意してください。また、北日本を中心に、26日にかけて雪を伴った非常に強い風が吹く見込みで、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害などにも警戒が必要です。

NEXCO東日本は、26日以降、東北自動車道と秋田自動車道で通行止めとなる可能性があるとの予測を発表し、高速道路利用者に対し、不要不急の利用を控えるとともに、やむを得ず利用する際には、必ず冬用タイヤ装着およびタイヤチェーン携行などの冬装備をした上で、最新の気象情報や道路交通情報などを確認するよう呼びかけています。

≪通行止め可能性区間≫
■26日(日)00:00以降
・秋田道    北上西IC~横手IC※

※並行する国道107号が一部区間で災害通行止めとなっていることから、広域迂回を呼びかけています。

■26日(日)12:00以降
・東北道    安代IC〜碇ヶ関IC

高速道路では、1台でも自力走行不能車両が発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながる可能性があります。ノーマルタイヤでの雪道走行は、法令違反です。
NEXCO東日本では、2020年12月に関越道で発生した大規模車両滞留事案を踏まえ、大雪時の雪氷対策を見直し強化を図っていて、短期間の集中的な大雪により車両滞留が予見される場合には、交通状況、降雪状況に応じて躊躇なく高速道路と並行する一般国道などと同時に通行止めを実施するとしています。

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