バスケットボールの全国高校選手権(ウインターカップ)第2日は24日、東京体育館などで行われ、男子1回戦で神奈川代表の桐光学園は82―72で大阪桐蔭を破った。桐光は第3クオーター終盤に13連続得点で一気に逆転すると、そのままリードを守った。
新型コロナウイルスの陽性者が出たために出場を辞退した前回大会を含め、創部初の8強入りした2012年以来の冬の勝利。高橋正幸監督(53)は「僕も舞い上がっていたし、彼らも緊張しちゃった。去年の先輩たちの分もできたし、あしたから自分たちのゲームとしてやらせたい」と表情を崩した。
昨年の卒業生らがスタンドで見守る中、17得点を挙げたエース谷口は「この喜んでいる景色がずっと見たかった」と両手を何度も突き上げた。
第3日は25日、同体育館などで男子2回戦の桐光学園―小林(宮崎)などが行われる。