豪華バンドのメンバーがスレイヤーをクリスマス・カヴァー。ダサセーター/サンタ帽/人形も登場

YouTube / Charlie Griffiths Guitar

ヘイケン(Haken)、ドリーム・シアター(Dream Theater)、プロテスト・ザ・ヒーロー(Protest The Hero)、クレイドル・オブ・フィルス(Cradle Of Filth)、そしてインヒューマン・コンディション(Inhuman Condition)のメンバーらによる、スレイヤー(Slayer)の「Seasons In The Abyss」のクリスマス・ヴァージョンのカヴァー「Seasons Greetings In The Abyss」が公開された。

<YouTube:Sleigher – Seasons Greetings In The Abyss>

「Seasons Greetings In The Abyss」は、スレイヤーによるオリジナル版「Seasons In The Abyss」に、アーティストでイラストレーターでもあるダン・ゴールズワージーとヘイケンのチャーリー・グリフィスが共作した歌詞とギター演奏を融合させたクリスマス・ソングだ。

プロテスト・ザ・ヒーローのロディ・エンジェルがヴォーカルを、ヘイケンのドラマー、レイモンド・ハーンがチューバを担当している他、クレイドル・オブ・フィルスのダニエル・フィルスとインヒューマン・コンディションのドラマー、ジェラミー・クリングらも参加し、スペシャルゲストとしてドリーム・シアターのジョーダン・ルーデスがキーボード・ソロを披露している。

チャーリー・グリフィスはこのコラボ曲について次のように語っている。

「この曲にクリスマスの陽気さを吹き込んだら、予想以上にうまくいきました。(スレイヤーのギタリストである)ジェフ・ハンネマンはクリスマスが大好きだったらしいので、僕らのトリビュートを彼に気に入ってもらえたら嬉しいですし、パンデミックの混沌にあるこの不確かなクリスマスに、音楽の楽しさを広げる手助けができればと思っています。参加してくれたみんな、ミキシングを担当してくれたスコット・アトキンスに感謝します。スレイヤーの全メンバーに永遠の感謝を、そして皆さんにメリー・クリスマスをお祈りしてます」

スレイヤーは、2019年末に“フェアウェル・ツアー・ツアーの最終日程を終え、現在は活動を休止。同ツアーの予告編映像には、スレイヤー・ファンを公言する俳優のジェシカ・ピメンテルとダニー・トレホが出演していた。Netflixオリジナル・シリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のマリア・ルイス役でよく知られているジェシカ・ピメンテルは、ヘヴィメタル・バンド、アレヒンズ・ガンのリードシンガーで、ブルヘリアのバックヴォーカルも務めている。

Written By Will Schube

© ユニバーサル ミュージック合同会社