感染対策して楽しい冬休みを 県内小中学校で終業式【動画】

冬休みを前に担任教諭から通知表を受け取る1年生=24日午前11時、真岡市真岡西小

 栃木県内で3学期制を導入する14市町の公立小中学校と義務教育学校は24日、終業式を行った。2学期制の学校を含む506校が冬休みに入る。

ほかにもWeb写真館に写真

 真岡市内で最も多くの児童831人が通う真岡西小では、新型コロナウイルス感染対策のため各クラスに映像と放送を流して式を実施した。

 1年1組の教室では電子黒板に2学期を振り返る写真や、冬休みの注意事項などがスライドで流された。児童33人は真剣な表情で画面を見つめていた。

 大越武(おおこしたけし)校長は放送で「マスク、手洗い、消毒、ソーシャルディスタンスをしっかり守り楽しい冬休みにしましょう」と呼び掛けた。

 式が終わると、担任から児童一人一人に通知表が配られた。上野悠生(うえのゆうせい)君(7)は「冬休みはたこ揚げとスキーが楽しみ」と声を弾ませていた。
 

© 株式会社下野新聞社