花園での健闘誓う 長崎北陽台ラグビー部、壮行式

全国大会出場を前に決意表明する本山主将(左)と選手たち=長崎北陽台高

 27日に開幕する第101回全国高校ラグビー大会(大阪府東大阪市花園ラグビー場)に長崎県代表として出場する県立長崎北陽台高ラグビー部の壮行式が24日、西彼長与町高田郷の同校であり、選手たちが全国での健闘を誓った。
 新型コロナウイルス感染予防のため、式の様子を放送部が各教室へ中継した。選手らは青いジャージー姿で入場し、本山泰士主将=3年=が「支えてくれた人への感謝をプレーで示し、全国制覇を目指して頑張りたい」と決意表明した。
 山口千樹校長は「求められているのは、持っている力をしっかり出し切る強い精神力。心から健闘を祈る」と激励。生徒会長の品川稜侑さん=2年=も「皆さんは屈強な体作りと厳しい練習に励んできた。学校からも応援している」とエールを送った。
 今年のチームは機動力あるFWを生かすのが特徴という。激励を受け、大町佳生副主将=3年=は「たくさんの支えに感謝しながら、花園で堅守速攻のラグビーをしたい」と語った。同校の花園出場は4年連続20回目。今回Bシードに選出され、初戦の30日は、関商工高(岐阜)と日川高(山梨)の勝者と対戦する。


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