クリント・イーストウッド 少年に優しく馬具の装着方法を教える姿 「クライ・マッチョ」本編映像

2022年1月14日より劇場公開される、クリント・イーストウッド監督・主演・製作の「クライ・マッチョ」から、馬に乗ったことがないラフォにマイク(クリント・イーストウッド)が馬具の装着方法を優しく教えるシーンの、本編映像が公開された。

アメリカ国境への旅の途中、マイクとラフォは寄り道した町で牧場を手伝うことになる。公開された本編映像では、馬具をつけるのに苦戦するラフォに、マイクが慣れた手つきで頭絡を装着する。「今のはとても簡単だ」というマイクに、「今のが簡単なの?」素直に驚くラフォ。腹帯を締めるラフォだったが、馬が暴れだしてしまう。大きく前足を上げていななく馬にあわてるラフォに「落ち着け」とマイクが声をかけ、優しく頭をなでて馬を落ち着かせる。尊敬と憧れのまなざしで「どうやったの?」と聞くラフォに、マイクは「一緒にやった。おまえと二人で」とほほえみながら応じる。

退役軍人と移民の少年の交流を描いた「グラン・トリノ」では、隣に越してきたモン族の少年に自分の道具を貸し、使い方を丁寧に教える姿を見せたイーストウッド。本作でも少年との交流が描かれている。

「クライ・マッチョ」は、かつて数々の賞を獲得して一世を風靡したロデオ界の元スター、マイク・ミロを描いた作品。栄光はいまや過去のこととなり、落馬事故をきっかけに家族も離散。競走馬の種付けでほそぼそと一人で暮らしているマイクはある日、元雇用人からメキシコにいる元雇用人の息子ラフォの誘拐を依頼される。メキシコからテキサスへの危険で壮大な道のりには、予想外の困難と思いがけない出会いが待ち受けている。91歳を迎えたクリント・イーストウッドが監督・主演を務め、生きる上で必要な強さとは何かを描く。

【作品情報】
クライ・マッチョ
2022年1月14日(金) 全国ロードショー
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