スズキ 新型アルトワークスは2022年後半に登場か!? 新型アルトの完成度からすれば現行モデル以上にオススメのモデルになる見込み

スズキ 新型アルトが2021年12月22日に発売された。じつに7年ぶりのフルモデルチェンジとなり、注目すべきは先進安全装備の充実やマイルドハイブリッドモデルの追加など多岐に渡る。だが、その一方でMTモデルが廃止され、全車CVTとなるなど、変更ポイントも存在するのだった。そこで気になるのはハイパフォーマンスモデル「アルトワークス」の新型モデルについてだ。一体アルトワークスは存在するのだろうか!?

スズキ 新型アルト

新型アルトは初のマイルドハイブリッドモデルを設定! 先進安全装備の充実も魅力

シリーズ初の2トーンカラーをラインアップするなど、エクステリアデザインも凝った仕上がりとなっている。ちなみに新型アルトラパンは遅れて登場する予定だ

新型アルトはシリーズ初のマイルドハイブリッドモデルを設定し、WLTCモード燃費は27.7kn/Lを達成。加えてスズキセーフティサポートなる先進安全装備も全車標準装備とするなど、商品としての魅力を大幅アップさせているのだ。ちなみに先代アルトはレーダーブレーキサポートというシステムを採用しており、30km/h以下において作動するというモノであった。ところが新型アルトはデュアルカメラブレーキサポートを搭載し、衝突被害軽減ブレーキはもちろん前後誤発進抑制機能など全7つの機能を装備する充実の内容となっているのだ。

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新型アルトは走行性能も向上! アルトワークスも期待できる仕上がり

新型アルトはメーカーオプションではあるがディスプレイオーディオを設定。自車を俯瞰した映像を映し出す全方位モニターも設定されるなど、安心・安全の機能が充実している

新型アルトは先代モデルからプラットフォームをキャリーオーバーしているが、ボディ中央にメンバーを追加するなど剛性アップを図っている。

実際に乗ってみると、例えばステアリングを切った際などボディ全体がしっかり反応してくれるイメージで、思い通りにクルマが動いてくれる印象であった。だからこそ、剛性を向上した新型アルトをベースにしたハイパフォーマンスモデルに期待が高まるのであった。

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新型アルトワークス発売するなら2022年後半か!?

開発陣によれば現状アルトワークスの商品化は決まっていないという回答を得た。

ところが、だ。あるスズキ関係者によれば「新型アルトワークスの構想はできつつある」という。発売時期はもちろん、そもそも実際に市場に投入するかさえも決まっていないが、新型アルトの仕上がりを考えれば新型アルトワークスの完成度は現行モデル以上となるのは間違いないのだ。

じつは現行アルトワークスも当初発売される予定ではなかった!?

ちなみに先代アルトが登場した2014年にもスズキは同様の回答をしていた。ところが、2015年3月にアルトターボRSを、そして2015年12月にアルトワークスを発売している。“歴史は繰り返す”ではないが、こればっかりは今回もまた同様の動きを見せてほしいところだ。

編集部の予想としてはターボRSの設定はなく、2022年後半に新型アルトワークスがデビューと読んでいる。現行アルトワークスオーナー、そしていま購入を考えているユーザーのためにも是非投入を期待したい!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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