沖縄29人コロナ 週合計4倍、人口比またワーストに 米軍19人(12月25日午後)

 沖縄県は25日、新型コロナウイルスに新たに29人が感染していると明らかにした。本島北部の北部保健所管内が20人を占めている。累計で5万486人。前日の33人より4人減ったものの、3日連続で20人を超えた。週の合計は109人となり、前週の4倍と急拡大している。県内のコロナ感染者は今月20日まで40日以上、10人未満で推移してきたが、前日の24日には33人となり、70日ぶりに30人を超えた。
 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況
 一方、在沖米軍では新たに19人(前日18人)がコロナ感染したと発表した。200人規模のクラスターがあるとされるキャンプ・ハンセン(金武町)は15人。米軍の累計患者は3172人となった。 
 
 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は5.79(前日3.64)で、全国ワースト1位になった。2位は群馬県の5.77だった。全国平均は1.10(前日1.02)。
 自宅療養中は12人(前日13人)。入院調整中23人(前日18人)。入院中は49人(前日42人、前々日34人)と急増している。そのうち中等症は25人で、2日連続で20人を超えた。重症者は0人だった。
(いずれも速報値)
 
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