失読症を告白したマーベル人気俳優「脚本を読んでるふりをしていた」 準備する重要性を強調

マーベルドラマ『ワンダヴィジョン』で人気の俳優ポール・ベタニー(50)は、自身の失読症がキャリアに役立ったと考えているそうだ。ポールによると、オーディションでは、その場で読まされると「失敗する」ことが分かっていたため、セリフを時間をかけて覚えてから挑んでいたことが功を奏したという。

ポールはザ・レイクにこう話している。

「本当に助けられたと思っているよ。その場で何かを読むっていうオーディションは拒否していたからね。そんなことできないから」「失敗することがわかっていた。だから台本を事前に覚えるんだ」「『ビューティフル・マインド』の本読みを覚えているよ。皆テーブルの周りに座っていて、僕は脚本を読んでいるふりをしていた。僕は丸暗記していたからね。それに助けられたよ」とこれまでの状況を説明した。

さらに「他の俳優より才能があるかとか、もっとその役に適しているかとか、身長が高いとか、体つきが良いとか、そういったことは僕はコントロールできない」「唯一コントロールできるのは、準備をどれほどするかってことなんだ。僕は即読に問題があるから、すごく準備をしてから行くんだよ」と”備える”ことの重要性を強調した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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