【新型コロナ】オミクロン株、神奈川で初の感染が確定 帰国の30代男性 新たに疑い1人も

神奈川県庁

 神奈川県は25日、新型コロナウイルスのオミクロン株に感染した疑いがあるとして24日に発表した県内在住の30代男性について、ゲノム解析の結果、オミクロン株の感染が確定したと発表した。18日に米国から帰国した男性で、県内でオミクロン株感染が確定したのは初めて。

 県はまた、エジプトから帰国した県内在住の20代男性がオミクロン株に感染した疑いがあるのを確認したと発表した。疑いを含め県内のオミクロン株感染の確認は確定した30代男性に次いで2例目。県は市中感染ではないとしている。

 県によると、20代男性は23日に発熱の症状が現れ、県内の感染症指定医療機関に入院している。軽症という。ワクチンを2回接種済みだった。居住市町村は公表していない。

 男性は20日に帰国し、帰国時の検査は陰性。21日に公共交通機関を使わずに帰宅した。飛行機の同乗者でオミクロン株感染者が判明し、濃厚接触者として県内の自宅で待機していた。外出はしていないという。

 23日に医療機関を受診し、翌24日に新型コロナ陽性と判明。県はオミクロン株の可能性が高いとしてゲノム解析をしている。

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