クリスマスのきらめき、大浦湾に花火7500発 名護・琉球海炎祭

 【名護】「第18回琉球海炎祭」が25日、名護市のカヌチャリゾートで開かれた。約7500発の花火が沖から打ち上げられ、クリスマスの大浦湾を彩り、観覧席からは歓声が上がった。
 クリスマスソングなどに合わせて、世界的デザイナー・コシノジュンコ氏によるデザイン花火や浮世絵師・葛飾北斎の作品を再現した花火が打ち上げられた。新型コロナウイルス感染防止対策のため、観覧席を分散して実施した。家族8人で訪れた崎浜未来さん(37)=名護市=は「すばらしく、子どもたちは興奮していた」と笑顔を見せた。福島県から来た古川喜一郎さん(66)は「海から打ち上がる花火に圧倒された」と話した。
 (長嶺晃太朗、写真も)

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