使用済みLEDサイネージを再利用した植物栽培システムの実証に成功

報道関係各位
2021年12月24日
株式会社TBグループ
使用済みLEDサイネージを再利用した植物栽培システムの実証に成功 リユースLEDサイネージを光源とする植物栽培システムの事業化、事業化支援を目指す

株式会社TBグループ(東京都文京区:代表取締役 村田 三郎、東証二部 コード番号6775、以下、TBグループ)は、役目を終えた屋外仕様のLEDサイネージ(以下、サイネージ)の再利用方法について模索していたところ、高い付加価値を生み出す植物栽培システム用の光源とした活用に成功いたしました。

弊社の主力商品の一つである屋外仕様の中小型商用サイネージは、日本全国47都道府県に導入されており累計約25万台の実績があります。これらのサイネージの中には、新製品との買換えなどにより市場から回収される物も多く、これまでは分別による再資源化など環境保全に資する対応を進めてまいりました。
しかし、これらの回収されたサイネージは元々、直射日光や風雨、温度の高低など屋外の過酷な条件に対応した高い環境性能と耐久性を持っており、LED(光源)の想定寿命もかなり残存していることから、より付加価値の高い有効活用方法を模索しておりました。
そしてこの度、市場から回収されたサイネージで使用するLED光源の特性を活かした植物工場向けの栽培システムを、三洋テクノソリューションズ鳥取株式会社様(鳥取県鳥取市:代表取締役会長 畑 宏芳)と開発し、実証実験に成功しました。
これにより、使用済みLEDサイネージの全く新しい活用方法として、今後、世界的に需要が高まる植物工場向けの植物栽培システムに活用することができます。これは植物工場向け栽培システムの初期コスト低減に寄与するだけでなく、光源の特性を活かすことにより特徴的な味・食感、栄養素などの個性をもった新しいブランド野菜の生産を可能にします。
弊社はこのリユースLEDサイネージを光源とする植物栽培システムを普及させることで、持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献し、サステナブル社会実現に向けて事業を推進してまいります。

〈LEDサイネージ(赤)システム点灯時〉 〈LEDサイネージ植物栽培システム棚栽培実証〉

■株式会社TBグループについて https://tb-group.co.jp
会社名 :株式会社TBグループ
東京証券取引所 市場第二部 証券コード6775
本 社 :東京都文京区本郷3丁目26番6号NREG本郷三丁目ビル
代表者 :代表取締役 村田 三郎
創 立 :1946年11月
資本金 :8億円(2021年12月24日現在)
事業概要 :LED照明&ECO事業・デジタルサイネージ事業・電子マネーおよび
ストアオートメーション事業
この件に関するお問い合わせ先 株式会社TBグループ 事業推進本部 中野・岡 電話03-5684-5425
以上