フィギュアスケートの北京冬季五輪代表の選考会を兼ねた全日本選手権は26日、さいたまスーパーアリーナで行われ、男子で18歳の鍵山優真(オリエンタルバイオ、星槎)が3位に入った。
鍵山は24日のショートプログラムで3位につけ、この日のフリーは197.26点をマーク。五輪2連覇中の羽生結弦(ANA)、2018年平昌大会銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)に続いた。
今シーズンの鍵山はイタリアとフランスで行われたグランプリ(GP)シリーズで2連勝を飾り、世界ランキング1位で全日本選手権に臨んだ。
横浜市出身で5歳から競技を始め、父で五輪2大会出場の正和コーチ(50)とともに横浜銀行アイスアリーナを練習拠点に励んできた。六角橋中から星槎国際高横浜に進学し、現在は高校3年生。20年世界ジュニア選手権で準優勝し、21年世界選手権で銀メダルを獲得していた。