コンサドーレ野々村社長「移籍の勝負どころはお金だけじゃない」興梠選手の動向には…？

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サッカーJ1･北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長が出演するのに、全然サッカー番組らしくないとも言われてしまうSTVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』。たびたび話題となっている浦和レッズの興梠選手のことについて、直球の質問をあてて見ると…。

吉川：興梠選手の獲得が"決定的"と複数のスポーツ紙が載せているんですが、少しずつ少しずつ報道の色が濃くなってきる気がするんでうすが、野々さんが言えることは無し…？

野々村：無しというか、報道の色が濃くなってきているとしても、どうなるというのは最後まで行かないと判らなかたtりするんですよ。いつも言ってますけど、これ（移籍）は本人の思いとか、欲しいとするクラブの思いだけじゃなくて、相手のクラブの色んな考え方もあるし、色んなことを上手く整える作業にも案外、時間が掛かると思うので、何とも判らないですね。

野々村：ボクは今回の案件で本人（興梠選手）とも代理人とも話をしていないので、ウチの現場の強化部の人たちが（交渉を）やってはいると思います。

吉川：サポータにとっては、クリスマスプレゼントになればとかね…。

野々村：伸びちゃった選手というか、伸びてくれた選手が外に出る可能性、外から声が掛かる可能性が数年前と比べると遥かに増しているので、そう言う選手をどう（コンサドーレに）残すかと言うことの方が結構、重要だったりすると思いますよ。

野々村：今も（移籍の）マーケットはまだまだ動いてるんですよ。大きな移籍がある。例えば、Aという選手が浮いていて、その選手を何チームかが獲りに行きました。で、ひとつのチームが獲りました。でもA選手を獲れなかった3チームが今度は、B選手を獲りに行くわけです。そのBとかCがウチにいる可能性はまだまだあるんで。契約をしているからと言って、来年やるということではない。そこが難しいところですね。

吉川：お金のあるビッグクラブが（補強に）積極的じゃないですか…。

野々村：もちろん、そうじゃなきゃいけないから、それはそれで（プロサッカー）業界的には正しいけど、例えばコンサドーレがお金もある程度払えて、かつ、ここに居た方が成長できると思ってもらえるかどうか。（補強の）勝負をすることろが少し違ったりするんで、そこは何とも言えないですけどね。

金子拓郎や菅大輝など成長著しい若手は、他クラブからのオファーを断ってコンサドーレ残留を明言していますが、まだまだ移籍マーケットは動いている以上、油断は出来ないと言うのが野々村社長の考えのようです。「クラブも成長しないと選手は出て行ってしまう」と先週も言っていましたね。

さて、番組の後半では、年末の恒例企画「グルメダービー実況中継」があります。ふだん、あまり番組をヘビーに聴いていないリスナーには「何のこっちゃ？」「サッカー番組がなにやってんだ」という企画ですが、この企画をいちばん喜んでいるのは野々村社長ご本人のようです。ぜひ、radikoタイムフリーで聴いてみて下さい。

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』（毎週土曜 あさ7:30～8:00）

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