名神や新名神、14時間以上通行止め続く 北陸道や舞鶴若狭道も

大雪となった彦根市内(27日午前6時半、国土交通省滋賀国道事務所HPより)

 強い寒波の影響で、近畿地方は大雪になっており、27日午前6時15分現在、名神高速や新名神高速、北陸自動車道の通行止めが14時間以上続いている。27日未明には、舞鶴若狭自動車や伊勢湾岸自動車道などにも通行止め区間が拡大し、中日本高速(ネクスコ中日本)は、午前6時過ぎの段階で「復旧の見通しは立っていない」としている。

 名神高速は、26日午後4時半頃、彦根インターチェンジ(IC)と米原ジャンクション(JCT)間で、車3台の立ち往生が発生し、滋賀、岐阜県の広い区間で通行止めとなった。

 滋賀、岐阜、三重県などでは雪が強まり、26日夕には北陸道や新名神が通行止めに。27日未明に伊勢湾岸道、舞鶴若狭道などでも通行止めが発生した。

 滋賀県では、27日午前6時現在で彦根市の積雪が73センチとなるなど、記録的な大雪となっている。

 27日午前8時現在、通行止めになっている区間は次の通り
名神高速上下線 八日市IC-一宮IC
北陸道上り線 敦賀-米原JCT
北陸道下り線 米原JCT-長浜IC
新名神高速上下線 四日市JCT-亀山西JCT
舞鶴若狭道下り線 若狭美浜IC-敦賀JCT
伊勢湾岸道上り線 四日市JCT-名古屋南IC
伊勢湾岸道下り線 豊明IC-四日市JCT

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