ソロキャンプにおすすめ!イスカ(ISUKA)の『フォールドアップクーラー』をレビュー

こんにちは、もめです!今回は、ソロキャンプにおすすめなクーラーバック、イスカ(ISUKA)の「フォールドアップクーラー」をご紹介します。実はフォールドアップクーラーを毎日のお弁当袋としても使ってしまっている筆者が、フォールドアップクーラーの魅力をソロキャンパー目線で語ります。「ソロキャンプのクーラーバッグに何を選べばいいか迷っている…」なんて方はぜひチェックしてみてくださいね。

折りたたみ可能でソロキャンプにおすすめ!イスカ(ISUKA)のロールアップ式クーラーバッグ

筆者撮影 

イスカ(ISUKA)は日本のアウトドアブランドで、寝袋が特に有名です。ただ、寝袋以外にも保温ギアやスタッフバッグなどを取り扱っており、そのうちの1つが今回紹介する「フォールドアップクーラー」

一目見てわかるほど薄型のクーラーバッグで、ロールアップ式なのも特徴的ですね。

軽量かつコンパクトであるため、ソロキャンパーさんなど荷物をできるだけコンパクトにしたい人にはぴったりなソフトクーラーです。

フォールドアップクーラーにはSサイズとLサイズの2種類があり、Sサイズは500mlペットボトルが2本、Lサイズは2Lペットボトルが2本入る大きさ。今回は私が愛用しているLサイズについて詳しく紹介していきます!

コンパクトクーラーバッグとは何が違う?フォールドアップクーラーは自由度の高い袋型が特徴的

イスカには、フォールドアップクーラーのほかにもう1つ「コンパクトクーラーバッグ」というクーラーバッグがあります。

フォールドアップクーラーとコンパクトクーラーバッグは何が違うのか、詳しく見ていきます。

実は私、以前はコンパクトクーラーバッグを使っていました。

筆者撮影 悲しい事情により今はありません。。。(失くしただけ)

そんな私からみた、フォールドアップクーラーとコンパクトクーラーバッグの大きな違いは、やはりこの形状です。

フォールドアップクーラーは袋型、コンパクトクーラーバッグは箱型なわけですが、この形状の違いが使い勝手を大きく変化させます。

袋型のフォールドアップクーラーは、その形状ゆえ薄型で大きいもの(お肉のパックなど)が収納しやすいです。一方で、立体感のあるもの(酒缶など)を収納するときは少々無理やり感があります。

箱型のコンパクトクーラーバッグは、缶などは気持ちがいいほどにぴったり収まりますが、時たまバッグに収まらない大きい食材があるのも事実です。

筆者撮影 今は亡きクーラーバッグ…悲しい

また、折りたたむ場合は、ロールアップ式のフォールドアップクーラーの方が薄くなるので有利です。

筆者の主観含む比較表

結論、どちらも使った感想としては一概にどちらがいい!とは言い切れず、迷ってしまいますね…。使い方や目的にあわせて、よりマッチするほうを選ぶのがおすすめです。

折りたためて保冷力も十分!イスカ(ISUKA)フォールドアップクーラーのレビュー

ここからは、フォールドアップクーラーの詳しい特徴について紹介していきます。

日々の私のお弁当を守っているフォールドアップクーラーの実力をぜひ見ていってください!!

保冷力はばっちり!1泊2日のソロキャンプなら十分な仕事をしてくれる

クーラーバックで1番気になるのはやはり保冷力。

結論からいうと、フォールドアップクーラーの保冷力はばっちりです。さすが人間を保温するアイテムである「寝袋」を主力ラインナップとしているイスカが販売しているだけありますね!

例えば、1泊2日のソロキャンプでキャンプ場へ行く前にお肉を買っても、しっかり保冷剤や氷を使えば夜までバッチリ冷えています。

また、平日は仕事場にお弁当を作って持っていっているのですが、お弁当袋はこのフォールドアップクーラーを使っています。

筆者撮影 毎日お世話になっております…!

お弁当が熱々の状態でなく、しっかり袋を閉じていれば、お弁当と一緒に入れた小さい保冷剤は夏でも溶け切りませんでした。

このように、1泊2日のソロキャンプや、都度移動しながらスーパーで買い足すような旅キャンプ。または、お弁当袋などとしての普段使いでは十分な保冷力です。

使わないときは折りたたみ可能!袋型の形状が超便利

筆者撮影 口はマジックテープ

前でも紹介した通り、フォールドアップクーラーはロールアップ式の袋型であることが1番の特徴です。

この形状から入れられる食材のサイズが幅広く、また、クーラーを使わない時の収納性が高いのもメリットです。

面積が広いお肉パックや長いペットボトルなど、一般的なコンパクト箱型クーラーバックでは対応しきれないようなものも冷やしておける懐の広さは、フォールドアップクーラー独自の魅力。

食材を入れたままロールアップすれば、細かいものもぴっちり仕舞えるので、クーラーバッグの中で食材がグラつかないのも地味に嬉しいポイントです。

筆者撮影 バックル付きで、ぴっちり縛ることができます

また、キャンプでスーパーへ寄る前や帰りなどクーラーを使わないような場面では、小さくたたんでおけるので荷物になりません。折りたたむとリュックのサイドなどに挿しておける長細い形状になるので、収納場所にも困らないです。

筆者撮影 折りたたみ時

収納する食材の自由度の高さや未使用時のコンパクトさは、ロールアップ式の袋型であるフォールドアップクーラーだからこその強みですね。

比較的大きなものも収納可能!ただし容量は箱型クーラーと比べて一長一短

筆者撮影 文庫本と比較してみた

コンパクトクーラーバックとの比較でも少し触れましたが、容量に関してはフォールドアップクーラーとコンパクトクーラーバッグのどちらが優れているとは言いづらいです。

例えば、350ml缶を6本収納するとしたら、コンパクトクーラーバックならぴったり収納できる上、保冷剤も上下や左右に挟み込む形になるので保冷効率も良さそうです。持ち運びの際の安定感もありますね。

一方、フォールドアップクーラーに350ml缶を6本収納すると、入らなくはありませんが、少々難儀。平べったい袋に分散して収納されるので持ちづらいし、保冷効率もあまり良くなさそうです。

ただ、自由度が高いのはフォールドアップクーラー。例えば、350ml缶2本とお肉のパックを収納したいなんて時には、コンパクトクーラーバッグより、フォールドアップクーラーのほうが楽に収納できます。

筆者撮影 平べったいもの系が特に得意

収納のしやすさはコンパクトクーラーバックが上、自由度の高さや未使用時の小ささはフォールドアップクーラーが優勢といったように、容量というよりも使い方で差があるように思えますね。

イスカ(ISUKA)フォールドアップクーラーがおすすめな人

フォールドアップクーラーを特におすすめしたいのは「とにかくコンパクトさを求めている人」と「ソロキャンプや連泊キャンプで使いたい人」です。それぞれ詳しく解説していきます!

ソフトクーラーにはとにかくコンパクトさを求める人

筆者撮影 折りたたんだらめちゃ小さい。

フォールドアップクーラーは、「ソフトクーラーはコンパクトさが正義!」という人にとてもおすすめです。

フォールドアップクーラーは未使用時の小ささがピカイチなので「箱型クーラーのサイズ感が少し煩わしい…」と思っているのならぴったりです。

1泊2日のソロキャンプやキャンプ旅で使いたい人

食材を極端に長時間持たないような、1泊2日のソロキャンプやいろんな場所を点々とする連泊キャンプ旅をする人にもおすすめです。

フォールドアップクーラーは、当日の昼から保冷剤などでしっかり保冷しておいた場合、夜~次の日の朝あたりまでは十分な保冷力を持ちます。

コンパクトさもあいまって、そこまで多くの食材を使わない1泊2日のソロキャンプや連泊キャンプ旅にはぴったりですよ。

イスカ(ISUKA)フォールドアップクーラーをおすすめしない人

筆者撮影

自由度の高い使い勝手が魅力のフォールドアップクーラーですが、少し気になるポイントもあります。具体的には保冷力や本格的な調理を重視したい人にはあまりおすすめできないため、詳しく解説していきます。

クーラーには保冷力を重視する人

フォールドアップクーラーは十分な保冷力を持っているとはいえ、あくまでもコンパクトなソフトクーラー。ハードクーラーと比べると、保冷力は劣ってしまいます。

食材を何日間かずっと冷やしておかなければならないときや、「ビールはやっぱりキンキンが一番!!!」なんて場面にはあまり向きません。

また、水を通してしまう素材なので「クーラーバッグの中に氷水を貯めておく」といった使い方はできない点に要注意です。

▼保冷力重視の人はこちらの記事もチェック!

キャンプのメインイベントが本格的な調理の人

「キャンプのメインイベントは本格的な調理!」なんて人にも、フォールドアップクーラーはあまりおすすめできません。

袋型のフォールドアップクーラーは、やはり食材の収納方法がいびつになってしまうのと容量自体もそこまで大きくはないので、正直仕舞いづらいです。本格的な調理になり、冷やしたい食材の種類や量が多くなると困ってしまいます。

料理をキャンプのメインイベントにしている人は、ハードタイプのクーラーボックスか大容量のソフトクーラーボックスを使ってみるのがおすすめです。

▼大容量のソフトクーラーボックスはこちらの記事でチェック!

イスカ(ISUKA)フォールドアップクーラーは小ささと実用性のバランスが最高なクーラーバック

イスカのフォールドアップクーラーは、畳めばとてもコンパクト、広げると比較的大きな食材もOK、という小ささと実用性のバランスが絶妙なクーラーバッグです。

袋型の形状ゆえの使いにくさを感じるシーンもありますが、袋型だからこそ多少大きな食材も入るという安心感は、買い出し時の気持ちを楽にしてくれます。

私のような、ソロキャンプやキャンプ旅をよくする人にとてもおすすめなフォールドアップクーラー。ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

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