日本維新の会の県組織「神奈川維新の会」の金村龍那代表（衆院比例南関東）は27日、来夏に行われる参院選神奈川選挙区に向け、1月中にも候補者を決定する見通しを示した。同日の役員会終了後に記者団の取材に答えた。
金村氏は候補者選定について「まだ具体的な動きはない」と説明。その上で「よほどの知名度がない限り、半年間活動せずに勝ちきれない。そういう意味では、1月中には発表になると思う」などと語った。
県組織は同選挙区に1人を擁立する方針を示している。前知事で、今夏の横浜市長選に同党を離党して立候補した松沢成文氏が復党しており、役員会では「松沢氏に出馬を促したらどうかという声もあった」（浅川義治幹事長）という。
