「春の高校バレー」舞台裏の物語を追う! 北海道大会に密着

UHB北海道文化放送では12月30・31日に「春の高校バレー」北海道大会の舞台裏に密着したドキュメンタリー「夢応援塾 Presents 春の高校バレーEpisode.0 ~エースにトスを繋げ~」(30日午後2:45、北海道ローカル)、「夢応援塾 Presents 春の高校バレーEpisode.0 ~夢舞台への挑戦~」(31日午後2:45、北海道ローカル)を連続放送する。

30日には留萌高校と東海大札幌高校の男子バレーボール部、31日は旭川実業高校と札幌北斗高校の女子バレーボール部を紹介。バレーボールに青春を捧げる高校生たちの姿を伝える。30日のナレーションは声優の下野紘、31日のナレーションは本田望結が務める。

高校生バレーボーラーたちの夢舞台とされる「春の高校バレー(第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会)」(開催:2022年1月5~9日、会場:東京体育館)。全国出場を懸けた北海道代表決定戦は2021年11月11~13日、北海道・江別で開催された。同番組では北海道大会に出場した男子・女子各2チームを取材し、監督や選手たちの思いに迫る。

30日放送の「夢応援塾 Presents 春の高校バレーEpisode.0 ~エースにトスを繋げ~」では、世代ナンバー1の攻撃力を持つスーパーエースの存在から注目を集める留萌高校男子バレーボール部が登場。しかし、相手チームからは「エースを止めれば勝てる! ワンマンチーム」と言われていた。「バレーは6人でやるもの」という監督の言葉を胸に、“留萌全員バレー”で下剋上を狙う選手たちの奮闘ぶりを追う。

一方、東海大札幌高校男子バレーボール部は、全国優勝8度を誇る北の名門。ところが2年連続で全国大会出場を逃し、王座奪還を目指していた。そんな伝統チームに今年、スーパールーキーが出現。エースポジションを任される彼の兄は、昨年の主将を務め、全国大会出場の夢をかなえることができずに卒業した。「兄の分も…」。熱い思いを胸に、弟は試合に臨む。

31日放送の「夢応援塾 Presents 春の高校バレーEpisode.0 ~夢舞台への挑戦~」では、常勝軍団・旭川実業高校女子バレーボール部が登場。全国制覇の栄光を知る強豪校だが、昨年は北海道大会準決勝でまさかの敗北を喫した。地方大会で姿を消した。なんとしても雪辱を晴らしたい今年、未来の日本代表と期待される逸材が入部。カメラは、1年生エースとしてチームとともに成長していく姿を追う。さらに、コロナ渦で練習試合が軒並み中止になる中、元日本代表・ヴォレアス北海道の越川優を外部コーチに招き、ビーチバレーを取り入れた練習風景も取材。伝統校の誇りを抱き、全国ベスト4を目指す新生・旭川実業の進化は?

一方、札幌北斗高校女子バレーボール部には、夢舞台を目指す1人の女子高校生に注目する。今年6月のインターハイ予選でアキレス腱断裂の大けがをしたリベロだ。医師から「最後の大会は厳しいかもしれない」と言い渡されながらも、懸命にリハビリを続ける彼女と、サポートする仲間や恩師の姿をカメラは捉える。「コートに立ちたい」という強い思いを持つ彼女は、困難を乗り越えられるのか。高校生活最後の夢舞台を目指す高校生たちの姿に注目が集まりそうだ。

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