年末の交通安全運動 逆走事故で死者1人、飲酒運転けが7人 長崎県警 

 長崎県警は27日、年末の交通安全県民運動(15~24日)の実施結果を発表した。人身事故は95件(前年比11件減)、負傷者は116人(同14人減)と減ったものの、大村市の長崎自動車道を逆走する事故で死者1人(前年と同数)、昨年はなかった飲酒運転による人身事故が3件、けが人は7人だった。
 運動では重点項目に、飲酒運転の根絶などを挙げていた。飲酒運転に関する道交法違反の摘発件数は5件(同2件減)で、うち3件(同1件増)は逮捕された。飲酒運転によるけが人は全て軽傷だった。
 県警交通企画課は「新型コロナによる行動制限が緩和されている中での年末年始。飲酒運転は絶対にしない、させない、許さないという意識を持って」と呼び掛けている。


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