スーパー耐久 ST-4クラス王者のSHADE RACINGが2022年のスーパーGT GT300クラス参戦を発表

 12月28日、2021年スーパー耐久シリーズでST-4クラスチャンピオンに輝いたSHADE RACING(株式会社シェイドレーシング)は、新たに2022年シーズンのスーパーGT GT300クラスに参戦することを決定したと発表した。

 SHADE RACINGは、市販車の内装部品や液晶バックライト、アフターパーツなどのサプライヤーとして知られる林テレンプを母体とするレーシングチームだ。

 同チームは『林テレンプSHADE RACING』として、2015年よりTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦。2018年からはスーパー耐久シリーズのST-4クラスにトヨタ86で参戦を開始した。

 2021年はスーパー耐久シリーズのST-ZクラスにトヨタGRスープラ GT4、ST-4クラスにトヨタ86と2台体制で参戦し、ST-4クラスでは2019年以来となる二度目のチャンピオンに輝いている。

 2022年のスーパーGT GT300クラス参戦についてSHADE RACINGは「来期となる2022年からは、モータースポーツ発展のための持続的な活動と、その魅力の発信を通じて、自動車産業の活性化に貢献することを目指し、国内最高峰カテゴリーであるスーパーGTに新たに挑戦することを決定しました」

「新たなチャレンジとなりますが、開幕戦から1戦1戦、優勝を目指して参りますので、ご声援宜しくお願いいたします」としている。

 また、参戦に合わせ、御殿場ファクトリーでのメカニック・スタッフの採用も進めていると明らかにしている。

 車両、ドライバー等、スーパーGT参戦体制の詳細は後日改めて案内されるとのこと。激戦必至の2022年シーズンのGT300クラスで、SHADE RACINGがどんな活躍をみせてくれるか楽しみなところだ。

2021年ST-4のチャンピオンを獲得した884号車林テレンプ SHADE RACING
林テレンプ SHADERACING GR SUPRA GT4(HIRO HAYASHI/平中克幸/三浦愛)

© 株式会社三栄