大ヒットブロマンス時代劇「陳情令」で日本でもブレイクしたシャオ・ジャン。そんな彼の新作ドラマ「狼殿下-Fate of Love-」がついにBlu-ray & DVDリリース決定。これまでのシャオ・ジャンのプロフィール・出演作から「狼殿下」でのキャラクター・見どころまでを徹底紹介。

24歳で遅咲きの芸能界デビュー！

重慶工商大学現代国際設計芸術学院で学んだシャオ・ジャンは、学内では合唱部の部長を務めたり、歌唱コンテストで入賞したりと目立つ存在でした。一方で、在学中から友人とデザインスタジオを作ってグラフィックデザインの仕事を始め、卒業後は会社でデザイナーとして働いていました。

そんな彼に目をつけたのが明日のスターを発掘するアイドル育成番組「燃焼吧少年（原題）」。2015年、スタッフが大学の先生を通じて彼の連絡先を調べて出演を依頼し、思い切ってそれを受けた彼は番組で才能を示してたちまち人気者になると、Ｘ玖少年団（X-NINE）のメンバーとして芸能界デビューを果たしました。

音楽だけでなく演技でも才能発揮！

Ｘ玖少年団（X-NINE）は音楽活動と並行して俳優活動にも積極的でした。ドラマ「超星星学園（原題）」「華麗なる皇帝陛下【エンペラー】」「蒼穹の剣」、映画『モンスター・ハント　王の末裔』には複数のメンバーが揃って出演。そんな中で、シャオ・ジャンは演技の才能が認められ1人でも活躍するようになりました。

2016年の「月光のイタズラ〜時空を超えた恋」では写真館の店主というちょい役出演でしたが、「蘭陵王」の名プロデューサー、フランキー・チェンが手がける「狼殿下」では主演の1人に抜擢されます。この時、Ｘ玖少年団（X-NINE）のメンバー全員をオーディションしたというフランキー・チェンは、特別に志が高く鮮烈な印象を残したシャオ・ジャンを選んだとのこと。こうして2017年に行われた「狼殿下」の撮影では、彼は役作りのために無精髭を伸ばしたり体重を増やしたり、アイドルのイメージを打ち破る努力を見せました。

「陳情令」から大ヒット連発！

その後、シャオ・ジャンはブロマンス時代劇「陳情令」でも主演に選ばれ、2019年に共演のワン・イーボーとともに大ブレイクを果たしました。その年は中国で社会現象となった大ヒット時代劇「慶余年～麒麟児、現る～」にも終盤の重要なキャラクター言氷雲役で出演して強烈な印象を残すことに。

そして、2020年11月についに「狼殿下」が配信されると、Weiboの人気投票による「2020ドラマ大賞」で彼が演じたキャラクターが1億以上の票を集めて人気男性キャラクター1位に輝き、作品も大ヒットを記録しました。

「狼殿下」ではこんなシャオ・ジャンが楽しめる！

アウトローと見せて実は愛と正義のために戦うヒーロー！壁ドンからの強引キスなど胸キュンの見せ場もたっぷり！

謎めいた賞金稼ぎとして登場してくる疾沖ですが、彼を取り巻く人々の様子を見ると、実はタダ者ではない様子。気ままに生きているアウトローかと思いきや、心に傷を負いながら人生を模索する真面目な青年で、ヒロインの馬摘星だけでなくいろんな人々を助けてあげる正義感と思いやりに溢れた人物です。

ちなみに、それを演じたシャオ・ジャンも撮影現場では優しいお兄さんとして子役たちにも大人気。彼らが暑くないようにと自分の日傘に入れてあげたり、みんなを喜ばせようとお菓子を配ったりしていました。

疾沖は渤王との辛い恋を続ける馬摘星を支え続け、彼女を守るために奔走します。そして、渤王が彼女を幸せにできないのなら、自分が彼女を幸せにしようと男らしく行動することに。そんなふうに渤王と互角に勝負する疾沖の姿は、ただの二番手男子に終わらない魅力が満載。馬摘星を守るために勇敢に戦うシーンや、壁ドンから彼女に強引にキスするシーンなど、胸キュンの見せ場がたっぷり。

さらに、渤王に恋していた無邪気なお姫様が疾沖を好きになっていく展開もあるので、彼の恋の行方は最後まで目が離せません！