『2021 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』のグランプリ/入賞作品が決定

 二輪・四輪のモータースポーツシーンの写真を世界各地で撮影するプロフェッショナル・モータースポーツ・フォトグラファーの日本唯一の団体である日本レース写真家協会(JRPA)は、2016年から開催しているアマチュアフォトグラファーを対象としたコンテスト『2021 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』のグランプリおよび入賞作品を発表した。二輪部門グランプリには吉岡顕さんの『Re』が、四輪部門グランプリには木内瑞希『See you next year!』が選ばれた。

 日本レース写真家協会(Japan Racing Photographers Association)は1971年に創立されたプロフェッショナル・モータースポーツ・フォトグラファーの団体。現在58名の会員と16名の特別会員が在籍し、新聞・雑誌等での報道目的を主体に、国内外で行われるモータースポーツの感動や興奮を伝えるべく、幅広く撮影を続けている。また、写真教室や撮影会などの協力など、アマチュアフォトグラファー向けの活動など、モータースポーツ振興の為の活動にも力を注いでいる。

 そんなJRPAは、アマチュアフォトグラファーを対象とした『モータースポーツ写真コンテスト』を開催しており、2021年が第6回目。今年も非常に多くの応募があったが、そのなかから12月に開催された総会で会員による投票を実施し、二輪部門、四輪部門各グランプリ、入賞作品が選出された。

 その結果、2021年の二輪部門グランプリには吉岡顕さんの『Re』が、四輪部門グランプリには木内瑞希『See you next year!』が選ばれた。二輪部門グランプリの吉岡さんにはキヤノンEOS kiss M2 ダブルレンズキット[ブラック]が、四輪部門グランプリの木内さんにはニコンZ50 16-50 VR レンズキットが賞品として贈られる。

 各部門グランプリおよび入賞作品は、2022年1月12日(水)〜 1月23日(日)に東京都港区のAXISギャラリーで、2022年3月6日(日)〜 3月13日(日)に愛知県名古屋市のアーツギャラリー名古屋で開催される日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITON』会場に展示される予定だ。

2021 JRPAモータースポーツ写真コンテストグランプリおよび入賞作品(敬称略)

二輪部門グランプリ
吉岡顕『Re』

入賞
居附信行『流れ星』
小川透『限界を超えて行け』
荻田智成『HEAVY RAIN』
蔵田博行『#Motorsportneverdies 臥薪嘗胆』
鈴木幸男『反撃の狼煙』
関場冬樹『轟然たる雄叫び』
横田大輔『狼煙』
吉田奈都美『跳躍』

入賞作品はホームページ(http://jrpa.org/news/2021/1225.html)にて掲載中。

二輪部門グランプリに輝いた吉岡顕さんの『Re』

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