ジェフリー・ライトが記者役で出演 名シェフの取材が誘拐事件に 「フレンチ・ディスパッチ」新映像

2022年1月28日より劇場公開される、「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」のウェス・アンダーソン監督の最新作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(以下「フレンチ・ディスパッチ」)のストーリー予告(警察署長の食事室編)が公開された。

突如急死した「フレンチ・ディスパッチ」誌編集長の追悼号のため、個性豊かな記者たちによるストーリーが描かれる本作。第三話「警察署長の食事室」のストーリーについて紹介する本映像では、ジェフリー・ライト演じる食を愛する博識家の記者ローバック・ライトが、リーヴ・シュレイバー演じる司会者とともにトークショーに出演し、“千発パンチ”と名付けられた珍事件を語るシーンから始まる。

警官としても優秀で、さらにはアンニュイ警察署長(マチュー・アマルリック)のお抱え天才シェフでもあるというネスカフィエ(スティーヴン・パーク)を取材するため、署長の食事室に招かれたローバック。しかし、魅惑の食事タイムは署長の一人息子が誘拐されたことで大騒動へと発展。激しい銃撃戦とカーチェイスが勃発し、最後には大爆発という衝撃の展開に。ウェスらしい遊び心に富んだ演出のひとつとしてアニメーションもカットインする。さらには、エドワード・ノートン、シアーシャ・ローナン、ウィレム・デフォーの姿も映し出され、ラストでは、編集長のアーサー(ビル・マーレイ)が、そんなローバックの記事原稿を読みながら「名シェフの話では?」と、ふと冷静になる姿を見せる。

「フレンチ・ディスパッチ」は、20世紀フランスの架空の街にある、アメリカの新聞社の支局で活躍する、個性的で才能豊かな編集者たちの物語。ストーリーは三部構成で展開され、いたるところにウェス・アンダーソンらしいユニークな演出がちりばめられているという。出演は、ウェス・アンダーソン監督作初参加となるベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライト、エリザベス・モス。加えて、レア・セドゥ、マチュー・アマルリック、フランシス・マクドーマンド、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナンらのアンダーソン監督作の常連組が出演。さらには、オーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイ、リーヴ・シュレイバー、エドワード・ノートン、ジェイソン・シュワルツマンといった、アンダーソン作品の”超常連”たちも登場する。

【作品情報】
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
2022年1月28日(金)、全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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