【42道府県どこが良い?青森編】青森移住で失敗しないための5つの提言(動機・知る・先輩移住者・声・お試し)

知り合いが青森移住から出戻った。仕事は見つからなかった。仲間に出会えなかった。青森移住に失敗したと言っていた。それを聞いていささか腹が立った。青森が原因じゃなくて、オマエが原因でしょと、心の中でつぶやいた。無計画移住、何とかなるが口癖。かくいう私もUターン移住で大失敗しているので、偉そうなことは言えないのだけど。

1:青森移住の動機を明確に

あなたは、なぜ青森移住するのですか?
安全な農作物を青森で作りたい。
本のまち八戸で働きたい。
ねぶた祭など歴史ある祭りを楽しみたい。
八甲田山や十和田湖でウィンタースポーツを楽しみたい。
趣味の狩猟を楽しみたい。 etc.

あなたの青森移住の動機や理由は何ですか?
明確な目的があって移住している先輩たちはとても楽しそう。

2:青森を知る、調べる

青森の人
津軽弁のせいなのだろうか? 青森県民との会話は、最初何となく距離感があるように感じた。ちょっと冷たくさえ感じた(私が関西人だからかも知れません)。それが何度か話しているうちに、ずっと知り合いだったかのような距離感になっていく。青森の人がとんでもなく人見知りさんが多いと、後で知った。

青森県出身の有名人
新山千春、古坂大魔王、田中義剛、細川ふみえ、松山ケンイチ、ELLY、水谷ケイ、吉幾三、佐藤竹善、伊調千春、伊調馨、畑山隆則 etc.

青森県の基礎データ
面積:9,645.64km2(全国8位)
人口:1,220,315人(2021年11月、全国31位)
隣接都道府県:岩手県、秋田県、北海道

青森県の気候
青森は海域や地形が複雑で、地域によって気候が異なる。冬場の津軽地方は大雪が多く、夏場の太平洋側は奥羽山脈の障壁で低音多湿で晴れ日が多い。ちなみに台風は少ない。

青森県〜街の住みここちランキング2021
順位 昨年 自治体名 偏差値
1位 3位 弘前市 67.8
2位 1位 上北郡おいらせ町 67.6
3位 4位 青森市 56.9
4位 2位 南津軽郡藤崎町 56.7
5位 5位 八戸市 56.3
6位 6位 平川市 55.0
7位 8位 三沢市 50.9
8位 – 三戸郡階上町 50.5
9位 – 三戸郡南部町 50.3
10位 9位 十和田市 48.8
出典:いい部屋ネット「街の住みここちランキング」

青森での仕事想定
移住してからの仕事探しは難しい。転職するなら、まずは自治体の仕事情報サイト、並行して転職サイトやエージェントにも登録して仕事を探しましょう。今の仕事がテレワークで継続可能か、支店への転勤が可能かなども確認しておくべき。青森に仕事がないのであれば、完全リモートワークワークの会社への転職も視野に。

青森の仕事情報⇒あおもり暮らし>仕事情報

3:先輩移住者とつながる

先輩移住者とつながろう。
移住前も、移住後も、ずっと頼りになるのが先輩移住者。なので、あなたが信頼できる先輩移住者がいないのなら、その地域への移住はやめておきましょう。パートナーがいるならパートナーさんも相談者がいることが重要。

先輩移住者と知り合いになる方法
自治体などで移住相談をする際に、紹介して欲しい旨を伝えましょう。また最近は先輩移住者が情報発信しているケースが多いので、直接アプローチしてみましょう。ツイッター経由でも、快く相談にのってくれたり、情報共有してくださる方が多いです。

4:青森の先輩移住者の声を聞く

良い声も悪い声も、積極的に聞きましょう。

【青森県弘前市│移住者インタビュー】都内の会社に勤めながら

休日はキャンプに行ったり、クラフトイベントなどにも足を運んだり、青森での生活を楽しんでいます。自宅でアイシングクッキーの店「en(えん)」を営む奥さんがイベント参加をする時は、福井さんも一緒に参加。都会では出来なかった暮らし方は、福井さん一家にとって充実したものになりました。

「移住すれば暮らし方を変えないといけないと思う人もいますが、今は昔よりインフラも整っているので、それほど生活の変化ないと思います。仕事にもよりますが、自分は移住してもあまり違和感なく暮らしています」

【青森県弘前市│移住者インタビュー】青森だから、できたこと

情熱や技術も高いギャレスさんですが、東京などの都市部ではなくあえて青森でクラフトビールをつくったのは「青森だから」だといいます。 「よく、”青森だから無理”とか、”青森だから出来ない”とか言う人がいるけど、自分は青森だから出来たと思ってる。青森だから広い農地もあるし、醸造所のビルも都会より安く買える。同じ額の値段でも東京と青森では挑戦できることの規模が全然違う。東京でこんな建物買えないよ!(笑)地方だから誰もやっていないことを始めやすいし、お金は都市部から稼いでくればいい。醸造所も自宅も畑も、全部青森だから出来たこと」

青森県の先輩移住者100名へのアンケート結果をまとめた「青森暮らしのあるある」
ダウンロードは⇒こちら

5:青森へお試し移住する

思い立ったが吉日で移住しちゃうと痛い目にあいます。まずはオンラインで移住相談したり、観光がてらに下見にいったり、お試し移住を活用したり、移住前の準備アクションを重ねましょう。とくにおすすめなのが、自治体がサポートしてくれるお試し移住です。街の案内はもちろん、お試し住居も格安で利用することが可能です。

青森市の移住体験事業
十和田市移住お試し住宅のご案内
三戸町お試し暮らし住宅 etc.

【42道府県どこが良い?】その他のエリア↓

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)

サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など

筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「

地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!

」にて公開中。

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