FRONTEOの「Amanogawa」、湘南鎌倉総合病院に導入

医学論文探索AIソフトウェアを湘南鎌倉総合病院に導入

株式会社FRONTEO(以下、FRONTEO)が、提供している医学論文探索AIソフトウェア「Amanogawa」を、医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院(以下、湘南鎌倉総合病院)に導入したと、12月23日に発表しました。

「Amanogawa」は、米国国立医学図書館内の国立生物科学情報センターが作成する生物医学領域の論文データベース「PubMed」に掲載されている3000万報以上もの論文データを、検索者が入力した単語や文章に関連するものの中から、AIが検出・分析する医学論文探索AIソフトウェアです。

AIの活用によって人的作業を大幅に削減し、従来のキーワード検索では発見できなかった情報のほか、検索者によるバイアスに関係なく情報を見つけることが可能。医学・創薬研究において客観性・網羅性に優れた分析を実現します。

自然言語解析AIの「Concept Encoder」

「Amanogawa」には自然言語解析AIの「Concept Encoder」を搭載。自由記述のテキストデータを大量に含むメディカルデータを、エビデンスに基づいて有効に解析・活用することを目的に2018年に開発され、「Amanogawa」においては入力内容に関連する論文をAIが瞬時に検出します。

「Concept Encoder」は、テキスト以外のデータとの共解析も可能で、ライフサイエンス領域に蓄積されている遺伝子発現情報・バイタルや、各種検査値などの数値データとの共解析研究も進められています。

湘南鎌倉総合病院においては、「Amanogawa」が臨床研究センターで使用される予定です。

(画像は株式会社FRONTEO ホームページより)

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