【新型コロナ】苦境の横浜観光、課題解決へタッグ 神奈川大と企業・団体

観光プラットフォームへの取り組みなどを発表した神奈川大学の兼子良夫学長(前列右から2人目)ら=横浜市西区のみなとみらいキャンパス

 コロナ禍で苦境にある横浜市内の観光振興に向け、神奈川大学は15日、企業や団体などと連携して課題解決を目指す事業「観光プラットフォーム」に取り組むと発表した。データテクノロジーを活用した未来予測や観光情報の発信に取り組むほか、さまざまな企業が参加する研究会を開き、研究成果の社会還元を目指す。

 地域課題を解決する実践的教育を行うため、今春開設した横浜・みなとみらい21(MM21)地区の新キャンパスに社会連携センターを設置。第1弾のプロジェクトは「観光」とし、国際日本学部の観光文化コース、工学部、経営学部、2022年に開設予定の建築学部などの学生や教員が研究テーマに据えて取り組む。

© 株式会社神奈川新聞社