年間30泊しちゃうほど超おすすめ!千葉県のキャンプ場「千葉ウシノヒロバ」徹底レビュー

こんにちは、浜の小魔人です。今回は千葉県にあるキャンプ場「千葉ウシノヒロバ」をご紹介します。千葉県千葉市にあって都心からの交通アクセスが非常に良く、設備も綺麗!定額キャンプ(サブスク)が話題のキャンプ場です。「千葉ウシノヒロバ」で年間30泊をした筆者が、その魅力を「本音で」レビューします。

千葉県のおすすめキャンプ場「千葉ウシノヒロバ」の基礎知識

筆者撮影

それではさっそく、「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の基本情報と概要を整理してお伝えしましょう。

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の基本情報

筆者撮影

【基本情報】

  • 住所:千葉県千葉市若葉区富田町983-1
  • 電話:043-235-8376
  • 広さ:約10万平米(1日約110組の予約を受付中)
    コロナ禍の影響で隣接キャンパーとの距離が確保出来る様に、余裕を持った組数での運用を実施中とのこと(2021年12月現在)
  • チェックイン/チェックアウト
    キャンプ:12:00/10:00(のんびりサイトのみ11:00)
    デイキャンプ:10:00/16:30
  • 予約の取り方:公式HPの予約ページにて予約入力する
  • 公式HP:https://ushinohiroba.com/

場所はこちら。

【サイトについて】

  • 「あなたらしくサイト」「じゆうにサイト」「のんびりサイト」の3区画に分かれています。3区画とも芝生サイトで、サイトは場所により若干の傾斜あります(詳細は次の段落をご覧ください)
  • その他の主な施設:ロッジ(4人用2棟、8人用2棟)、炊事場、トイレ、シャワー、売店、移動販売ワゴン等

【料金(税込)】

通常時期の料金(※)

  • キャンプ:大人平日3,080円、大人土日祝3,300円
  • キャンプ(のんびりサイト):平日4,070円、土日祝4,290円
  • デイキャンプ:平日3,080円、土日祝3,300円
  • 4人用ロッジ(1泊1棟):平日20,240円、土日祝22,000円
  • 8人用ロッジ(1泊1棟):平日40,480円、土日祝44,000円
  • 定額キャンプ:月額2,970円で平日休日とも使い放題(要予約)

※ハイシーズンの料金は変更になりますのでご注意ください

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の各サイトの特徴

千葉ウシノヒロバ公式HPより画像参照:https://ushinohiroba.com/

「千葉ウシノヒロバ」には3つのサイトがあります。

【3つのサイト】

1)あなたらしくサイト
2)じゆうにサイト
3)のんびりサイト

各サイトの特徴と「おすすめしたいキャンパーさん」を解説していきますね。

1)あなたらしくサイト

筆者撮影

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の「あなたらしくサイト」は、入り口から一番近いところに位置するサイトです。

炊事場やトイレ、野菜の移動販売ワゴン、牛舎などに近いので利便性が高いサイトとなっています。

筆者撮影

キャンプ初心者の方や小さなお子様連れのキャンパーさん、トイレや炊事場が近い方が良いキャンパーさんにおすすめです。

2)じゆうにサイト

筆者撮影

「じゆうにサイト」は、「あなたらしくサイト」に隣接していて、入り口から見て奥にある場所です。「じゆうにサイト」の奥側は、比較的平らな場所が広がっています。

筆者撮影

炊事場やおトイレに行くキャンパーさんの通り道にならないので、落ち着いてキャンプを楽しむことができるサイトです。

ソロキャンパーの皆さんや、大人の方で静かに落ち着いてキャンプをしたい方は、こちらのサイトがおすすめです。

3)のんびりサイト

筆者撮影

「のんびりサイト」は、平坦なサイトでぺット同伴のキャンプも可能となっています。

また、チェックアウト時刻が他サイトに比べて1時間延長されていて、名前の通り「のんびり」できるサイトです(その分、利用料金も少し高く設定されていますのでご確認ください)。

筆者撮影

「のんびりサイト」では、喫煙もOKです。(他サイトでは不可)

ペットとご一緒のキャンパーさん、喫煙される方は「のんびりサイト」をご利用ください。

(ちょっと豆知識:参考情報)

「のんびりサイト」は、おトイレからの距離がかなり遠いのでご注意ください。(筆者の場合、450歩で4分半かかります)

筆者撮影

筆者をはじめ常連キャンパーの皆さんからスタッフさんへ「トイレの増設要望」を伝えていますので、今後の設置に期待しましょう。

ちなみに、筆者は最近「いざという時」のために簡易トイレを常時携行しています。

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の目指している世界

筆者撮影(いつも優しいスタッフの皆さん)

「千葉ウシノヒロバ」のコンセプトは、こちら。

牛・人・自然が、穏やかに交差する場所。

「千葉ウシノヒロバ」さんの目指している世界は、筆者なりに解釈すると、「心豊かに穏やかに時が流れる空間を人と動物、自然が一体となってつくる」ということなのかもしれません。

公式HPには、3つのキーワードが示されていています。

【千葉ウシノヒロバのキーワード】

  • 「自立性」
  • 「優しさ」
  • 「現実的」

特別な時間や空間でない「普段の生活の中」に、キャンプも含めて心豊かに穏やかに過ごせるところを、自らの意思で相手を思いやりながら確保する……と筆者は感じ取りました。

皆さんも、是非「千葉ウシノヒロバ」の公式ホームページをご覧になってください。そして、少しゆっくりと考えてみるのも良い時間になるかも知れません。

「楽しくなきゃキャンプじゃないけど、楽しいだけがキャンプじゃない」と思う筆者です。

年間30泊をする筆者が徹底レビュー!千葉県の「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場

千葉ウシノヒロバ公式HPより

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の概要がわかったところで、次に各施設について写真とともに詳しくご紹介していきましょう。どの施設も清潔で綺麗ですよ。

(1)受付(売店)

筆者撮影

入り口から入って、道路の右側にある建物が受付(売店)です。

筆者撮影

薪やキャンプ用品、野菜、調味料、オリジナルグッズなどを販売している売店が併設されています。

調味料などは、スタッフさんのこだわりで厳選されたものがラインナップされていて、ついつい欲しくなるものばかりです。時間を見つけて覗いてみてください。

(2)炊事場

筆者撮影

炊事場は画像の通り非常に綺麗で清潔です。

ただし、キャンパーさんの中には食べ残しをシンクに流してしまう方もいるらしく、その結果一時的に汚れている場面に遭遇することもあります。

キャンパーの皆さんのちょっとした気遣いで綺麗に使えるはずなので、みなさんで気をつけていきたいですね。

(3)トイレ

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トイレは靴を脱いで上がる形になっています。初めて使った時は、他のキャンプ場には無い綺麗さに驚きました。今では綺麗な状態に慣れてしまいましたがね……(笑)。

靴を脱いでスリッパを履いて上がりますが、他のキャンパーさんがはいたスリッパに抵抗がある方は、「マイスリッパ」をご持参されると快適に使えると思います。

(4)シャワー

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シャワー室も完備されていて、利用したい方は事前に予約をして使うことができます。夏場などの暑い時期にキャンプをする時には、嬉しい施設ですね。

(5)移動販売

筆者撮影

土曜日には、「あなたらしくサイト」の入り口付近に移動販売所がオープン。

ウシノヒロバで育てた野菜や、近隣の農家さんが当日にとれたて野菜を持ってきたものなどが販売されていて、どれも新鮮で美味しいです。

筆者撮影

また、横にはミルクやコーヒー、地ビール、ソフトクリームなどを販売する「26時の抱擁」というミルクバースタンドも出店されています。

移動販売をしているスタッフさんは、どなたもとてもフレンドリーで気持ちが良いので、筆者は買うものがなくてもついつい話をしに立ち寄ってしまいます。

(6)炭捨て場/ゴミ捨て場

筆者撮影

「千葉ウシノヒロバ」には、燃え残りの炭を捨てる場所も用意されているので、持ち帰る必要がありません。

ただし、必ずきちんと消化されている状態で捨てましょう。灰捨て場から「モクモク」と煙が上がっているのをみると、気になりますからね。

筆者撮影

ゴミは分別して捨てるカゴが「おかえりステーション」に置いてあります。ルールに従って分別をして捨てて帰りましょう。

「千葉ウシノヒロバ」を定額キャンプ(キャンプ場サブスク)で使い尽くす!

筆者撮影

キャンプ初心者だった筆者が、年30泊もキャンプにハマって行った理由の一つが「千葉ウシノヒロバ」さんの定額キャンプ制度です。

最近は、キャンプ場「サブスク」と言われたりしますが、いち早くキャンプの定額制を導入したキャンプ場ではないかと思います。

そんな「千葉ウシノヒロバ」の定額キャンプ制度の仕組みと具体的な活用術、筆者が年間で「得した金額」までご披露させていただきます。

定額キャンプ制度とは?

筆者撮影

定額キャンプ制度とは、毎月(または年間)一定額を支払うことによって、その期間何度でも追加料金なしにキャンプ場を使えるという制度です。

宿泊キャンプはもちろんですが、デイキャンプも定額料金の範囲です。ですから、「ちょっと昼間だけのんびりしたいな」という時にも、気軽に利用できますよね。

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の定額キャンプ場の良いと思う部分は、平日も休日も全部使い放題である点です。キャンプ場やサブスクのプログラムによっては平日のみのところもありますので、比べるとずっと使いやすいのです。

定額料金は、以下をご参照ください。

【定額料金(税込)】

月額2,970円(毎年2月は休場月なので、2月は費用がかかりません)

年額29,700円(一括で支払うと更に1ヶ月分お得になります)

キャンセルも随時できますので、春から秋の間だけ登録するということも可能です。

定額(サブスク)キャンプの活用術!

筆者撮影

では、実際にどんな風にお得なんだろうか?知りたいですよね〜

筆者も、ぜひ具体的にみなさんにお伝えしたいポイントなんです!

ただし、この活用術はあくまでも筆者が制度を理解した上で勝手にやっていることです。「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場さんが推奨しているやり方ではありませんのでご注意下さいませ。

1)月に1回宿泊しただけでお得になります!

筆者撮影

宿泊キャンプの基本料金が3,300円ですから、定額料金月額がそれより低い金額2,970円ということで、これだけでもお得ですね。

筆者は最初「キャンプ場さんが計算を間違えたのか?厳しい退会ルールがあるのか?」と疑いましたが、そんなものは一切ありませんでした。

(定額キャンプの退会は、いつでも可能なのでご安心ください)

2)デイキャンプと組み合わせるとかなり長く遊べます!

筆者作成

宿泊キャンプのチェックインは12:00からですが、デイキャンプのチェックインは10:00から可能。また、宿泊キャンプのチェックアウトは10:00(※)ですが、デイキャンプの退場時刻は16:30。

ですから上図の様に、デイキャンプ+宿泊キャンプ+デイキャンプと組み合わせて予約を取った場合、10:00~翌日の16:30まで30時間30分遊べます。通常の宿泊キャンプの滞在可能時間は22時間ですから、かなり長く楽しめます。

(※1)「のんびりサイト」のチェックアウト時刻は11:00です。

3)レイトインと組み合わせたら最強!

筆者作成

に日曜日はデイキャンプで夕方まで遊ぶ……という使い方をしています。これだと45時間以上遊べちゃいますよ。

仕事終わりに直行できる方や、金曜日の夕方から動けるファミリーなら、こんな遊び方もあるかも。

(※)レイトインとは、夕方17時〜19時に「あなたらしくサイト」で宿泊キャンプを始める制度です。(料金は、通常の宿泊より安価です。定額料金制度なら追加料金不要)

定額キャンプでこんなに「得」しちゃった!

筆者撮影

実際に、筆者は定額キャンプでかなり「お得に」キャンプをさせていただきました

上記で書いたようなヘビーな使い方もかなりしましたし、デイキャンプだけちょっと来るといった贅沢な使い方もした結果を、以下にまとめてみました。

いくら「得」したかというと

  • 定額キャンプ制度で支払った金額:32,670円
  • 仮に通常料金で利用した場合の金額:76,340円
  • お得になった金額:43,670円

まぁ、金額はあくまでも仮定の計算ですけれど…。かなりお得に遊んでいる実感はあります。この場を借りて、「千葉ウシノヒロバ」さん、ありがとう〜!

(ちょっと豆知識:参考情報)

ちなみに、この記事を企画していた11月に、日経トレンディさんの「2022年ヒット予測」で「キャンプ場サブスク」が13位となっていました。千葉ウシノヒロバさんも雑誌に掲載されていましたね。

キャンプ場サブスク(定額制キャンプ)は、これからますます盛り上がっていく制度だと、筆者は確信していますよ〜。

千葉県のおすすめキャンプ場「千葉ウシノヒロバ」の良い点&気になる点

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筆者は「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場が大好きなので、ついつい「ひいき目」に見てしまうところもありますが、良いところ気になるところを整理しておきますね。

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の良い点

  • 交通アクセスが良い(都心から近い)
  • 施設が非常に綺麗で清潔
  • スタッフさんがフレンドリーで癒される
  • 定額キャンプ制度を使うと安く、長く遊べる

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場の気になる点

  • 雄大な富士山、夜景、海といった景色はない
  • 「のんびりサイト」からトイレが遠い(※)

サブスク×ソロキャンプでのんびり楽しむ!筆者の「千葉ウシノヒロバ」の過ごし方

筆者撮影

筆者は基本的にソロキャンプなのですが、レイトイン→翌日宿泊→デイキャンプで45時間遊ぶ時に、「ソロキャンプで一人で何してるの?」と不思議に思う方も多いかもしれません。

……が、まぁ基本的にはのんびり過ごしてるんですよね〜!!

それと、キャンプ歴1年の筆者は、いろんなことに挑戦するのに時間がかかるので、時間がたっぷりあることで、様々な挑戦ができました。

「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場では、いろんなことを試してきましたよ。

「千葉ウシノヒロバ」でハンモック泊を楽しむ!

自立式のハンモックスタンドを利用して、木立のない草原サイトでもハンモックを楽しみました。

林間サイトじゃなくてもハンモックが楽しめるこのアイテムは皆さんにもおすすめです。

「千葉ウシノヒロバ」でタープ泊(蚊帳+タープ)してみた!

ハンモック泊ができるなら次は蚊帳をつっちゃえって!試したら快適でした。

「千葉ウシノヒロバ」でマンガ肉作り!

憧れのマンガ肉に挑戦したのも「千葉ウシノヒロバ」だったな〜。大量のマンガ肉が作れて笑うしかなかったけど、楽しいキャンプをしました。

「千葉ウシノヒロバ」で石焼き芋焼いた!

ダッチオーブン+炭火で美味しい石焼き芋が作れることも「千葉ウシノヒロバ」で証明しました。

スタッフの皆さんにもちょっとおすそ分けしたりして、みんなで美味しく焼き芋を堪能しましたよ。

ダッチオーブンって本当に便利ですよね。筆者が使っているダッチオーブンはニトリのです。

都心からも近くて便利な千葉県の「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場!サブスク利用もおすすめ

筆者撮影

今回レビューしてきた「千葉ウシノヒロバ」キャンプ場。本当に心の底からおすすめします。

自宅からキャンプ場までの移動時間が少ないと、キャンプがぐっと身近に感じると思うんです。小さなお子様がいたりすると、長距離移動も大変ですしね。その点、都心から近い「千葉ウシノヒロバ」は、都内や関東に住む方にはぜひ行ってみてほしい場所です。

それと、筆者が「千葉ウシノヒロバ」をおすすめしたい一番の理由は、スタッフの皆さんの人柄ですね。

決してスタッフの人数がたくさんいるわけではないし、目を見張るようなイベントが常に開催されているわけではないのです(適切な人数のスタッフさんいますし、適度に体験型イベントなどは開催されてます)。

でもね、スタッフさん一人一人が温かいんですよね。

フレンドリーでアットホーム、これが最高ですよね。皆さんもぜひ、一度は「千葉ウシノヒロバ」へお越しになって、この温かさを体験してみてくださいね。

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