満島ひかり&井上和彦 対談映像公開 「サンダーバード55/GOGO」で吹替担当

2022年1月7日より劇場上映、1月8日よりオンライン上映される、日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』から、ペネロープ役を演じる満島ひかりと、執事のパーカー役を演じる井上和彦による対談映像が公開された。

洋画声優初となる満島が演じるペネロープは、英国貴族のお嬢様というキャラクター。満島は、「今の時代にはない嫋(たお)やかさみたいなものが話の語り口調とかにあって、大丈夫かな?とすごく怖かったんです。なので井上さんの初めての収録の日にお邪魔させていただいて、コツを教えてもらったり、一緒にリハーサルをさせてもらいました」とアフレコの裏側を語っている。一方の井上は満島について、「すごい真面目な方で、僕としては光栄でした。すごく勘がいい方なので、あっという間にコツを掴んでいました」と称賛を送っている。

初代ペネロープ役を演じたのは黒柳徹子。「トットてれび」で黒柳役を演じた満島は、初めてのアフレコでは黒柳のモノマネをしてみたという。だが、音響ディレクターから「心の中で受け継ぎたい気持ちは伝わってくるから、真似しなくても君のペネロープでいいよ」と言われ、堂々と満島版ペネロープとして命を吹き込んだことを明かしている。また、「元々徹子さんは品が良くてお茶目な感じを持ってらっしゃるけど、私が演じると声のムチが強めになるので、アメをもう少し出そうという調整が難しかったです」とアフレコを振り返っている。

日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』は、日本放送開始55周年を祝して発足した「サンダーバード55周年プロジェクト」の、目玉企画として公開・配信される。本国イギリスの熱狂的な「サンダーバード」ファンのクラウドファンディングによって制作された3話のエピソードを、「シン・ウルトラマン」の樋口真嗣監督の構成により、日本公開用に独自に再編集。エピソードは当時ラジオドラマとして書かれた脚本をもとにはじめて映像化されたもので、オリジナルへのオマージュとしてスーパーマリオネーションの伝統的な技術を駆使して撮影され、完全新作として復活する。

【作品情報】
日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』
2022年1月7日(金)劇場上映開始/1月8日(土)オンライン上映開始
配給:STAR CHANNEL MOVIES
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