玉串奉奠を行う、白井良取締役会長
ネクストミーツ株式会社（東京都新宿区）は２９日、蒼紫神社（新潟県長岡市）にて安全祈願祭を実施した。「地球を終わらせない食品工場」をコンセプトとした代替肉製造専門の工場兼R＆Dセンター「NEXT Factory（ネクストファクトリー）」の新築工事に伴うもので、２０２２年春ころの着工を予定している。
ネクストミーツは７月、「地球を終わらせない食品工場」をコンセプトとした代替肉製造専門の工場兼R＆Dセンター「NEXT Factory（ネクストファクトリー）」の建設を発表。１２月には、新潟県が県内製造拠点の新・増設を支援する補助事業である「未来創造産業立地促進補助金」（ものづくり国内回帰工場立地支援型）に採択されている。
日本発のフードテックベンチャーのネクストミーツは、「地球を終わらせない。」を企業理念として掲げ、気候変動問題に立ち向かうべく、フードテックの分野で事業活動を「爆速で進める」という。
２０１７年から共同創業者の２人が研究を始め、プロダクト完成の２０２０年６月に法人化し、２０２１年１月にはSPACスキームで米国のOTCBBに上場を果たす。「気候変動問題は日本だけでは解決できない」との視点からアメリカ、シンガポール、ベトナム、台湾、香港など１０を超える国・地域に進出している。
同社は世界初の焼肉用代替肉「NEXT焼⾁」シリーズ、１００％植物性の⽜丼「NEXT⽜丼」や、鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などをこれまでに販売。ユーグレナとのコラボ商品発売や、吉本興業とのパートナー提携発表など、異業種の企業とのコラボレーションも進めている。また２０２１年３月には、世界のVegTech企業２１に日本企業として唯一選出された。
ネクストミーツの白井良取締役会長は長岡市の出身。今回は新工場の建設地である長岡市にある蒼紫神社を訪れ、同社の佐々木英之代表取締役社長らとともに、新築工事に向けた安全を祈願した。
佐々木英之代表取締役（写真左）、白井良取締役会長（写真右）
ネクストミーツ株式会社（東京都新宿区）が蒼紫神社（新潟県長岡市）で安全祈願を行う様子
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