〖高速道路荒天予測情報〗東北=秋田道や山形道などで通行止め可能性 (31日12:00現在)

日本付近は1月1日にかけて強い冬型の気圧配置が続くため、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる見込みです。また、北日本や北陸地方では雪を伴った暴風となる所があることから、積雪や路面凍結、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒してください。

NEXCO東日本は、31日以降、秋田自動車道や山形自動車道などで通行止めとなる可能性があるとの予測を発表し、高速道路利用者に対し、不要不急の利用を控えるとともに、やむを得ず利用する際には、必ず冬用タイヤ装着およびタイヤチェーン携行などの冬装備をした上で、最新の気象情報や道路交通情報などを確認し、広域迂回ルートを利用するよう呼びかけています。

≪通行止め可能性区間≫
■31日(金)以降 <吹雪視界不良>
・東北道    須賀川IC〜本宮IC、福島西IC〜白石IC、大和IC~一関IC
        滝沢IC~鹿角八幡平IC
・磐越道    郡山東IC〜津川IC
・東北中央道  伊達桑折IC〜桑折JCT、福島JCT〜福島大笹生IC
        山形中央IC〜東根IC
・山形道    笹谷IC〜月山IC、湯殿山IC〜鶴岡JCT
・日本海東北道 鶴岡西IC〜酒田みなとIC、岩城IC〜河辺JCT
・秋田道    協和IC〜能代南IC
・八戸道    安代JCT~浄法寺IC

■31日(金)18:00以降
・秋田道    北上西IC~横手IC
・山形道    西川IC~月山IC、湯殿山IC~庄内あさひIC

※上記以外の区間でも気象状況によって通行止めの可能性があります。

高速道路では、1台でも自力走行不能車両が発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながる可能性があります。ノーマルタイヤでの雪道走行は、法令違反です。
NEXCO東日本では、2020年12月に関越道で発生した大規模車両滞留事案を踏まえ、大雪時の雪氷対策を見直し強化を図っていて、短期間の集中的な大雪により車両滞留が予見される場合には、交通状況、降雪状況に応じて躊躇なく高速道路と並行する一般国道などと同時に通行止めを実施するとしています。

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