高校サッカー選手権、「J1クラブ内定済み6名の逸材」

28日、第100回となる全国高校サッカー選手権大会が開幕した。

冬の風物詩として定着した同大会は、100年を超える歴史の中で数々のドラマや後に世界で活躍する名選手たちを輩出してきた。

そこで今回は、大会に出場する都道府県48チームにおいて既にJ1のクラブに加入することが決まっている6名の選手をご紹介しよう。

古川 陽介(静岡学園→ジュビロ磐田)

ポジション:MF
生年月日:2003年7月16日
出身:滋賀県
身長/体重:174cm/60kg
経歴:AZUL FC ⇒ 京都サンガF.C.U-15 ⇒ 静岡学園高 ⇒ ジュビロ磐田

サッカー王国の静岡が新たに送り出すスーパードリブラー。静岡学園の10番を背負う。

内定時の紹介は「独特のドリブルのリズムを持っており、相手の逆をとる力、ドリブルで前に運んでいく能力は突出している。高い技術力をベースに相手をいなしながら、判断良くプレーできる選手。」

川谷 凪(静岡学園→清水エスパルス)

ポジション:MF
生年月日:2003年7月6日
出身:大阪府
身長/体重:178cm/69kg
経歴:TSK粟生SC ⇒ 千里丘FC ⇒ 静岡学園高 ⇒ 清水エスパルス

圧倒的なスピードを武器とする高速ドリブラー。プロで対戦したいのは前田大然(横浜F・マリノス)で、その脚力を肌で体感してみたいのだそう。

なお静岡学園は、DF伊東進之輔がJ3・ギラヴァンツ北九州、MF玄理吾がJ2・徳島ヴォルティスに内定している。

松村 晟怜(帝京長岡→湘南ベルマーレ)

ポジション:DF
生年月日:2003年12月3日
出身:新潟県
身長/体重:182cm/70kg
経歴:FC大和ジュニオルス ⇒ 長岡JrユースFC ⇒ 帝京長岡高 ⇒ 湘南ベルマーレ

U-17,18日本代表の経験を持つ左利きのセンターバック。もともとはボランチだったがコンバートされた。

内定時の紹介は「左足から繰り出される多彩なキックで攻撃の起点になることができ、攻守において状況判断に優れる選手。」

鈴木 淳之介(帝京大可児→湘南ベルマーレ)

ポジション:MF
生年月日:2003年7月12日
出身:岐阜県
身長/体重:180cm/71kg
経歴:FC.DIVINE ⇒ SC岐阜VAMOS ⇒ 帝京大可児高 ⇒ 湘南ベルマーレ

U-18日本代表候補、期待の大型ボランチ。

内定時の紹介は「ボールを失う回数が少なく、数多くのチャンスメイクをできる選手。また自らゴールを奪うこともできる。」

鈴木 章斗(阪南大高→湘南ベルマーレ)

ポジション:FW
生年月日:2003年7月30日
出身:大阪府
身長/体重:178cm/65kg
経歴:ディアブロッサ大阪 ⇒ ガンバ大阪Jr.ユース ⇒ 阪南大高 ⇒ 湘南ベルマーレ

阪南大高のエースと主将を務めるストライカー。同校初の高卒プロ選手となった。

内定時の紹介は「足元の技術に長け、体の使い方が上手く、前線でボールを収めることができる。また自らも貪欲にゴールを目指すことができる選手。」

松木 玖生(青森山田→FC東京)

ポジション:MF
生年月日:2003年4月30日
出身:北海道
身長/体重:180cm/76kg
経歴:室蘭大沢FC ⇒ 青森山田中 ⇒ 青森山田高 ⇒ FC東京

名門・青森山田の主将であり「10番」を付ける攻撃的MF。この世代で最高の逸材と考えられており、海外クラブへの移籍も取り沙汰されたがFC東京入りが決まった。

なお青森山田からはMF宇野禅斗も、J2の町田ゼルビアに加入する。

なお高校サッカー選手権に出場する選手で、J1以外のJクラブ内定者は以下の通りとなっている。

【関連記事】「この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2021-22編)」

__前橋育英
__DF岡本 一真(→ザスパクサツ群馬)
MF笠柳 翼(→V・ファーレン長崎)

__米子北
__MF佐野 航大(→ファジアーノ岡山)

__佐賀東
__MF吉田 陣平(→アルビレックス新潟)

__神村学園
__MF佐藤 璃樹(→FC今治)

© 株式会社ファッションニュース通信社