そり遊びに夢中、ゲレンデに響く笑い声 箱根園に人工雪の広場オープン

箱根園にオープンした広場で雪そり遊びを楽しむきょうだい=30日、箱根町元箱根

 箱根町元箱根のレジャー施設「箱根園」で24日から、人工雪のそり遊び広場がオープンし、人気を集めている。多くの子どもたちが訪れ、高さ約4メートルの丘を勢いよく滑り降り、笑い声を上げている。

 来年2月13日までの冬季限定のゲレンデは、園内にある丘に、1カ月半ほどかけて人工雪を積もらせている。

 相模原市から家族や友人家族と訪れていた中村瑛登さん(6)は、そり遊びに初めて挑戦。「雪が冷たくて行きたい方向に滑るのが大変だったけど、楽しくて夢中になった」と満足そうな表情で話していた。

 そり広場は1997年から毎冬設置しており、25シーズン目。今年は29日までに、約千人が訪れたという。同園の担当者は「近隣市町でも数少ないそり遊び広場。大人も一緒に滑ることができるので、みんなで雪を楽しんでほしい」とアピールしていた。

 午前9時~午後5時、入場料は1人2時間800円(そり付き)。レンタルウエアやシューズの貸し出しも行っている。問い合わせは同園電話0460(83)1151。

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