京急油壺マリンパークの「どうぶつ七福神」、三浦・海南神社できょうから開帳

31日から開帳される「どうぶつ七福神」=海南神社

 9月末に閉館した水族館「京急油壺マリンパーク」(三浦市三崎町小網代)の「どうぶつ七福神」が同市三崎の海南神社に引き取られ、大みそかの31日から開帳される。ペンギンやサメ、フクロウなどの実物標本が並ぶ。1月15日まで。

 「どうぶつ七福神」は、マリンパークで展示していた7種の生き物を生態や特徴を参考に七福神に見立て、2013年から1月に標本を施設内のゆかりの場所に設置。期間中、来場者は自由に参拝していた。

 標本は、海南神社をはじめとする「三浦七福神」の7寺社から分霊を受けた。木箱には生き物や各寺社の紹介とともに、フクロウの羽根、ノコギリエイの口先、ペンギンの卵、チョウザメのうろこ、シロワニの歯などがまつられている。

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