角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)にとって、F1の初シーズンはアップダウンの激しい1年となった。
ハイライトはなんといっても、最終戦のアブダビGPだ。予選で初めてチームメイトのピエール・ガスリーに勝った角田は、レースでもファイナルラップで激しいバトルを制して4位でフィニッシュ。夏休み前の第11戦ハンガリーGPでの6位を上回り、自己最高位となる4位でデビューイヤーを締めくくった。
このアブダビGPは予選とレースでガスリーに先着しただけでなく、1回目のフリー走行からフリー走行3回目、そして予選のQ1でもガスリーより上のポジションを獲得しており、週末を通して完全勝利した。