平戸・志々伎小が敢闘賞 全国小学校ラジオ体操コンクール

敢闘賞を受けた市立志々伎小の全児童37人=平戸市(同校提供)

 第8回全国小学校かんぽ生命ラジオ体操コンクールで、長崎県平戸市志々伎町の市立志々伎小(大畑宗之校長)の全児童37人でつくる「シジキッズ」が、継続的な活動などが評価されて技術部門敢闘賞を受けた。
 コンクールは動きの正しさなどを動画で審査する技術部門に加え、今回から地域との交流など日ごろの活動を評価する取組部門を新設。全国から399チーム約3千人が参加した。
 同校は毎週月曜の昼休み後に15分間、全児童がさまざまな運動に挑戦する「体力アップ」の時間を設定。1学期に基礎体力を養うためラジオ体操に取り組み、コンクール参加を続けている。7月中旬、1学期の仕上げとして撮影した動画を応募した。
 かんぽ生命佐世保支店の中島多喜子支店長が20日、同校を訪れ、表彰状などを伝達。大畑校長は「運動が得意な子、苦手な子も協力して全校で表彰を受けたことに価値がある。受賞を誇りに思い、これからも体力アップを続けてほしい」と呼び掛けた。

© 株式会社長崎新聞社