新潟市で計14人の新型コロナウイルス感染症患者、保育施設関連の集団感染は合計37人に

新潟市は31日、中央区と北区で市内3644例目から3657例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計14人確認されたと発表した。

患者の内訳は、中央区で13人で、北区で1人。また14人のうち12人が中央区在住の10歳未満の男女。なお、感染経路不明の患者はおらず、全員が集団感染が発生している保育施設関連の患者。なお、同集団感染に関連する患者は、家族への二次感染も含めて累計37人となった。

3644例目から3647例目、3649例目、3650例目、3651例目、3654例目、3655例目の9人は中央区在住の10歳未満の男女で、3621例目(中央区の10歳未満の女性)のクラスメイトで濃厚接触者。

また3648例目も中央区在住の10歳未満の男性であり、前述のうちの3645例目の家族で濃厚接触者。

3651例目は北区在住で新潟市職員の20歳代男性。同じく3621例目の濃厚接触者。新潟市によると、不特定多数の市民と接する業務ではないという。

3653例目は中央区在住で団体職員の30歳代女性。30日に発表された3643例目(中央区在住で10歳未満の女性、感染の広まった施設に通う)の家族で濃厚接触者。

3656例目と3657例目は中央区在住の10歳未満の男女。ともに3625例目の家族で濃厚接触者。3625例目は、中央区在住で医療機関職員の30歳代の女性で、家族が前述の保育施設に通っていることから、家族内での二次感染となる。

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