2022年の40代選手は「11人」 能見&内海は兼任コーチ、“松坂世代”最後の1人も

オリックス・能見篤史(左)と西武・内海哲也【写真:荒川祐史】

福留孝介はNPB通算2000安打へあと49本、石川雅規は現役最多の通算177勝

プロ野球では、西武・松坂大輔投手、ロッテ・鳥谷敬内野手ら40代の7選手が2021年シーズンを限りにユニホームを脱いだ。一方で球界最年長の中日・福留孝介外野手ら現役を続行するベテラン選手もいる。ここでは2022年に40代シーズンを迎えるNPB所属選手を紹介する。

○福留孝介(中日):1977年4月26日生まれ 2022年に日米通算24年目を迎える大ベテラン。古巣に14年ぶり復帰した2021年は91試合出場、打率.218、42安打4本塁打をマークした。NPB通算2000安打にあと49本、日米通算2500安打にあと51本に迫っている。

○能見篤史(オリックス):1979年5月28日生まれ 2021年にオフに阪神を自由契約になり、兼任コーチでオリックスに加入。26試合0勝0敗2セーブ5ホールド、防御率4.03をマークして優勝に貢献した。2022年も兼任コーチでチームを支える。

○石川雅規(ヤクルト)1980年1月22日生まれ 現役最多の177勝(176敗)を挙げている“小さな巨人”。2021年は4勝(5敗)をマークし、日本シリーズでは第4戦で勝利投手になり日本一に貢献した。

○和田毅(ソフトバンク):1981年2月21日生まれ “松坂世代”最後の現役選手。2021年は18登板で5勝(6敗)を挙げた。NPB通算150勝まであと7勝、同2000投球回まであと107回2/3としている。

○糸井嘉男(阪神):1981年7月31日生まれ “超人”は2021年、主に代打で77試合に出場、打率.208、22安打3本塁打18打点をマーク。NPB史上31人目の通算300盗塁を記録した。

中日・福留孝介、ソフトバンク・和田毅、阪神・糸井嘉男(左から)【写真:荒川祐史】

ヤクルト・青木宣親は日米通算2593安打、藤田一也はDeNAに10年ぶり復帰

○青木宣親(ヤクルト):1982年1月5日生まれ 2021年は122試合出場で137安打、打率.258。悲願だった初のリーグ優勝&日本一を経験した。日米通算2593安打。

○内海哲也(西武):1982年4月29日生まれ 西武移籍3年目の2021年は2試合登板で1勝。西武での3年間の成績は2勝3敗。2022年は兼任コーチとしてチームを支える。

○藤田一也(DeNA):1982年7月3日生まれ 2012年途中にDeNAから楽天にトレード加入。二塁手としてベストナイン2度、ゴールデングラブ賞を3度受賞したが、2021年は出場機会がなく戦力外に。このオフにDeNAへの復帰が決まった。

○中島宏之(巨人):1982年7月31日生まれ 巨人移籍3年目の2021年は81試合出場で打率.271、49安打をマーク。通算2000安打まであと101本としている。

○内川聖一(ヤクルト):1982年8月4日生まれ 2020年オフにソフトバンクを自由契約になりヤクルトに加入。2021年は38試合出場、打率.208だった。NPB通算2182安打は現役最多。

○比嘉幹貴(オリックス):1982年12月7日生まれ 地味だが貴重なリリーバーとして活躍を続ける。27歳でプロ入りし、12年間で352試合に登板。2021年も32試合登板で11ホールドをマークした。(Full-Count編集部)

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