矢板中央3回戦進出 PK戦で米子北を下す 全国高校サッカー

PK戦を制して初戦を突破し、喜びを爆発させる矢板中央イレブン=31日午後3時55分、千葉県柏市の県立柏の葉公園総合競技場

 第100回全国高校サッカー選手権大会第3日は31日、千葉県柏市の柏の葉公園総合競技場ほかで2回戦を行い、栃木県代表の矢板中央(5大会連続12度目)は2-2からのPK戦3-2で鳥取県代表の米子北(12大会連続17度目)を下し、5大会連続で3回戦へ進出した。

 矢板中央は前半35分に先制点を許したが、後半17分に途中出場のMF片岡駿太(かたおかしゅんた)が決めて同点。さらに24分、右サイドからのクロスをFW藤野和哉(ふじのかずや)が頭で合わせて逆転。しかし、終了間際に同点に追い付かれた。

 PK戦は2人目を終えて1-2となったが、そこからGK藤井陽登(ふじいはると)が好セーブを連発。相手シュートを3連続で止めて勝ちきった。

 矢板中央は2日午後2時10分から、千葉市のフクダ電子アリーナで東京都B代表の関東一(2大会連続4度目)と8強入りを懸けて3回戦を戦う。

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