横浜M・前田、川崎・旗手がセルティック移籍 ともに東京五輪代表

セルティックに期限付き移籍することが決まった横浜MのFW前田(左)と川崎のMF旗手

 ともに今夏の東京五輪代表で、今季のJ1得点王に輝いた横浜Mの前田大然(24)と、J1連覇に貢献した川崎の旗手怜央(24)の両FWがスコットランド・プレミアリーグのセルティックに移籍することが決まった。横浜M、川崎の両クラブが31日、明らかにした。

 前田は2022年6月30日までの期限付き移籍で、買い取りオプションについても合意。旗手は完全移籍する。

 2人は所属クラブを通じて談話を発表。前田は「海外でまたチャレンジしたいという思いを理解していただいたチームメート、コーチングスタッフ、強化の方々には本当に感謝します」、旗手は「サッカー選手として、一人の人間として、成長するためにチャレンジをしたい」とコメントした。

 大阪府出身の前田は16年にJ2松本でプロ生活を始め、J2水戸やマリティモ(ポルトガル)を経て、20年8月に横浜Mに加入。今季リーグ戦36試合で自己最多の23得点をマークした。三重県出身の旗手は20年に順大から川崎入りし、今季リーグ戦30試合で5得点。初のベストイレブン入りも果たした。

 セルティックは今季途中まで横浜Mを指揮したポステコグルー氏が率いており、神戸から加入したFW古橋亨梧が所属している。

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